宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

GAP研修会を開催

2016年03月04日 10時51分34秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成28年2月22日(月)に,栗原市一迫の(有)川口グリーンセンターで,土地利用型経営体の育成支援を目的として,GAP導入にむけた現地研修会が開催されました。
 はじめに,講師の(一社)日本能率協会の箱崎氏から,GAPに取り組む前提として,農業分野においても他産業と同様に,「事業者」は食品の安全に対する要求事項を知っておくべきであること,農産物を含む食品産業では安全性を担保するためにJGAP,GLOBALGAP,HACCPなどの共通管理手法があることについて,説明がありました。
 その後,GAPチェックリスト(適用基準)を見ながら,今後の進め方について研修しました。
 (有)川口グリーンセンターではGAP取得を目標とした作業工程の記録などの作業に取りかかることになりました。
 普及センターでは,今後も土地利用型経営体の経営改善を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437       
FAX:0228-22-5795・6144


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清流「蔵の華」廿一会の総会が開催されました

2016年03月04日 09時51分37秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

気仙沼市内の男山本店,角星の二つの酒蔵で地元産の酒米を使った酒造りが平成16年度から行われています。酒米作りは,岩手県境の山あいにある廿一地区の生産者を中心に設立された清流「蔵の華」廿一会が担っています。平成27年産酒米は10名の生産者が約7haで宮城県育成品種である酒造用品種「蔵の華」の作付けを行いました。また,会では,生産だけでなくサポーターズ田植体験・稲刈体験などの消費者との交流事業も行っています。

平成28年2月17日に総会が開催され,夏の猛暑や8月中旬以降の天候不良など栽培面で苦労した面もありましたが,中には全量1等米を生産した会員もあり,全体として良質な酒米がされたとの報告がありました。また,普及センターに対し育苗指導会や生育調査,各生産者のほ場巡回指導会等の対応について感謝の言葉がありました。一方,カメムシ対策については山間地であることから課題が多く,指導の強化を求められました。

来賓として出席した地元酒蔵からは,生産者へのねぎらいの言葉と「東北・日本酒テロワール・プロジェクト」への参加報告があり,来作は11年目を迎えるに当たり,本取組をさらに深化させていくことを確認しました。

普及センターでは,今後も酒米の安定生産に向け,清流「蔵の華」廿一会の活動を支援してまいります。

 <連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044


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キャベツ部会総合実績検討会が開催されました

2016年03月04日 09時07分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
去る3月4日(金)に,JAみやぎ登米キャベツ部会の総合実績検討会が開催され,平成27年度の生育経過と販売経過、問題点や今後の課題について検討を行いました。
 普及センターでは、生育経過や各種試験の成績、薬剤抵抗性などの情報提供を行い
全農、市場からは販売状況と今後の見通しについて説明がありました。
 部会として次年度は、新たにキャベツの規格や箱のサイズについての検討や加工・業務用向けの計画的安定出荷について取り組む等の検討が行われました。
 普及センターでは今後も魅力ある産地の維持のために,さらなる栽培技術の向上を図る支援を行なっていきます。

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