平成28年3月8日,気仙沼市本吉公民館で地域食材クッキング体験in本吉を開催したところ,定員を大きく上回る申込があり,地域食材に関心のある女性や親子23名が参加しました。
気仙沼市にある「道の駅大谷海岸」で大人気のかぼちゃまんじゅうを出荷するグループ「おばちゃん倶楽部」を講師に迎え,「かぼちゃまんじゅう」と「かぼちゃがゆ」作りに挑戦しました。
かぼちゃまんじゅう作りでは,生地のコネ具合や伸ばし方,包み方など,講師が付き添いながらの実践指導に,参加者は「簡単そうに見えるけどコツが必要」「自分が作ったものよりもずっと生地が柔らかい」など,レシピだけでは伝わらない技術や新しい発見に目を輝かせていました。
かぼちゃがゆは,地域や家庭によっても食材やレシピが異なり,管内でも気仙沼市と南三陸町では異なるため,もち米の入った講師のレシピに,参加者は「もち米が入るお粥は初めて」と,興味津々にメモを取っていました。
試食では,かぼちゃまんじゅうやかぼちゃがゆの他,講師の商品「浜の福神漬け(茎ワカメ使用)」や茎ワカメの漬け物,味噌汁をご馳走になりました。参加者の一人は,「もともと道の駅で売られているかぼちゃまんじゅうの大ファン。作り方を教わってとても嬉しい。おうちで作るのが楽しみ」と話していました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした加工品づくりを発信・支援していきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044