宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小野田種子生産組合「解散総会」及び農事組合法人いかずち(種子部門)「全体会議」が開催されました

2016年03月08日 15時28分39秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  昨年7月,加美町雷地区において,水稲採種事業を核としながら水稲及び飼料用米の作付け拡大を目指す「農事組合法人いかずち」が設立されたことに伴い,2月27日に加美町内で小野田種子生産組合の解散総会が開催されました。
 小野田種子生産組合は,昭和37年に設立された歴史ある水稲採種組合であり,組合員26名,面積76.0ha,「ひとめぼれ」,「まなむすめ」,「げんきまる」の3品種の種子生産を行っています。平成27年産の種子は全量が正種子となり,契約数量を達成しました。
 今回はほぼ全員が出席し,満場一致で発展的解散が承認され,水稲種子生産は小野田種子生産組合から「農事組合法人いかずち(種子部門)」に引き継がれることとなりました。
 解散総会の終了後,農事組合法人いかずち(種子部門)の「全体会議」が開かれ,普及センターから,来年度の種子生産に向けて,本年度の審査結果をもとに,安定して良質な種子の生産に向け,ほ場の選定方法や育苗管理方法について説明を行いました。また,「優良種子生産の手引き」が改訂されたことから,手引きの改訂部分を中心に説明を行いました。組合員は「法人という新たなかたちで種子を生産していく。今後も優良な種子を継続して生産できるように頑張っていきたい」と話していました。
 今後も普及センターでは,優良種子の安定生産へ向けた取り組みを支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   先進技術班 
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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平成27年度みやぎ農業未来塾「農産物販売力向上研修会」を開催しました

2016年03月08日 11時02分22秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年2月25日,管内の認定新規就農者等を対象に「みやぎ農業未来塾『農産物販売力向上研修会』」を開催しました。研修会では,福島県郡山市の鈴木農場・伊東種苗店代表の鈴木光一さんから,「売れる農産物の生産販売と地域農産物のブランド化」をテーマに,売上向上に向けた品種選定や作付計画,農産物のブランド化について御講演をいただきました。
 また,その後3名の若手農業者が自身の農産物の生産販売活動について事例発表を行い,講師の鈴木さんからアドバイスをいただきました。参加者からは「売上向上に向けて新しい品種の作付に挑戦したい」などの声が聞かれ,今後の生産販売活動への意欲を高めていました。
 普及センターは,引き続き将来の地域農業を支える青年農業者の支援を行ってまいります。

〈連絡先〉
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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