宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「登米地域 郷土食の伝承活動」 ~中田町農産加工クラブ「農産加工作品展示会」~

2016年03月30日 15時41分04秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 「中田町農産加工クラブ連絡協議会」(会長:鈴木ミヤ子 会員数:150人)は農産加工技術の向上のため,農産加工品展示会を開催しました。
 中田農村環境改善センターを会場に3月14日には審査会,15日には表彰式と試食会が行われました。4部門で132点(漬物部門23点,梅干し部門20点,味噌部門39点,アイディア加工部門50点)の出品があり会員相互の技術研鑽の場となりました。
 審査は,登米市農産加工者連絡協議会会長主藤とよ子会長と普及センターの2人で行 い,各部門3点ずつ,金・銀・銅賞を選定し12人が表彰されました。活動歴30年の 組織とあって「技術」,「味」,「創意工夫」等優れた作品が多く,郷土の伝統食として 伝承されていかれることと思います。
 永い年月をかけて築きあげてきた登米の食文化やこれら伝統の技は,大変貴重な財産 です。加工クラブの皆さんは,次世代に引き継いでいきたいという強い「思い」を込め て活動しています。

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長ネギ生産拡大に向けたネギ先進地視察研修会が開催されました。

2016年03月30日 13時03分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成28年3月17日(木)にJAみやぎ仙南角田営農センターが主催する長ネギ視察研修会が行われました。当日は,角田営農センター管内の長ネギ生産者7名とJA,角田市及び県の関係機関合わせて13名が参加して行われました。角田営農センター管内には,若手メンバーと農事組合法人(集落営農)が長ネギ栽培を行っており,今後,生産拡大と安定生産を図るため実施されました。
 視察研修先は,JA加美よつばで行われ,はじめにJA加美よつば営農センターにおいて,JAの営農担当から産地化までの経緯,苦労した点,取組の現状及び今後の展開について,次に,営農センターに隣接している集出荷施設の予冷庫,真空予定庫の利用状況について,さらに出荷された長ネギを見ながら出荷状況について説明を受けました。
生産現地へ移動後,共同調製施設について長ネギの生産を行っている農業生産法人の代表から説明があり,生産面積に合わせた機械導入が重要であるとのアドバイスをいただきました。
長ネギ生産に関する機械化体系について,長ネギほ場に隣接する機械格納庫に移動し,耕起から定植床,定植,追肥,土寄せ,収穫まで使用する機械について説明を受けました。
参加者からは,今後の面積拡大を図る上で大変参考となった。また,生産者から角田地域の長ネギ部会又は研究会を設立してはどうかとの提案がだされるなど,今回の視察研修会が今後の生産拡大につながる内容となりました。
普及センターでは,今後も生産拡大に向けた支援を行っていきます。







〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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