宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

田尻ブルーベリー生産組合せん定講習会の開催!

2016年03月10日 10時29分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大崎市田尻地区はブルーベリーを地域水田農業ビジョンの振興品目に位置付け,田尻ブルーベリー生産組合を中心に平成16年から導入を図ってきました。現在では約4haほどの栽培面積となっており,県北部では最大級の産地となっています。
 気温もあがりせん定の適期に入ってきた3月8日(火)に,せん定講習会を開催しました。せん定の目的は,樹形を整え日当たりを良くし,結果過多を防いで品質の良い果実を毎年安定して生産することです。また,収穫や管理作業を容易にする狙いもあり,今後のブルーベリー栽培に大きく影響する作業になります。田尻ブルーベリー生産組合は大玉果実の生産を目指しており,せん定は欠かすことのできない作業です。
 この日は生産者12名が参加し,現地で実際に樹をせん定しながら,古い枝の更新から花芽の調整まで,重要なせん定方法を皆で確認し,熱く意見を交わしました。講習会が終わってからは,生産者が各自のほ場に戻り,本格的なせん定をスタートさせました。
 普及センターでは,今後も生育状況等を確認しながら,生産組合へ栽培管理の支援や技術情報の提供を行っていきます。


ブルーベリーせん定のポイントを説明

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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