宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA南三陸果樹生産部会病害虫防除暦検討会が開催されました

2016年03月02日 16時44分36秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成28年2月24日,気仙沼市本吉町で,JA南三陸果樹生産部会の病害虫防除暦検討会及び総会が開催されました。果樹生産部会は,気仙沼市と南三陸町の会員22名で構成され,りんごを中心になしやももなどが栽培され,生産資材の共同購入や果実品質向上に関する講習会などの事業が行われています。

検討会では,普及センター職員が,平成27年の気象経過や病害虫発生状況,主な病害虫の越冬場所と形態などについて情報提供しました。また,昨年は9月になってシンクイムシ類の被害が目立ったことから,その対策が反映された平成28年度りんご,なし,ももの病害虫防除暦の解説を通して防除のポイントを理解してもらいました。

部会員は,平成28年産に向け,品質の高いおいしい果実の生産を目指していました。

普及センターでは,今後も果樹の栽培技術向上について支援していきます。

※  写真は,平成27年11月上旬の気仙沼市のりんご園

 <連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

0226-29-6044


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「黒川郡ねぎ」の指定産地の指定に向けて!

2016年03月02日 15時17分07秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成28年2月24日にJAあさひな総合営農センターにおいて,黒川郡4町村担当者及びJAあさひな職員等の参加をいただいて,「黒川郡ねぎ産地拡大に関する情報交換会」を開催しました。この会は,平成30年を目標にねぎの野菜指定産地の指定を受けるべく,行政機関・団体ともにねぎ栽培の実態や問題点を共有化し,事業の展開方向等の情報を交換することを目的に行ったものです。
 はじめに,県農産園芸環境課の担当者から野菜指定産地のメリットや指定要件等について具体的な説明がありました。
 次に,JAからねぎ産地拡大プロジェクトの説明があり,平成30年度に向けて各年度の具体的な栽培者数・栽培面積・販売金額の目標についての説明がありました。
 続いて,黒川郡4町村の担当者から,地元のねぎに関する支援事業等の紹介がありました。
 さらに意見交換を行いましたが,町村の担当者からは生産現場が見てみたい,生産コストが知りたいとか,各種事業の情報を入手したいという意見が出されました。
 最後に,普及センターからねぎに関する現地試験結果や1月に開催された札幌地区「オールみやぎフェア」の情報を伝えました。
 普及センターでは今後もねぎの指定産地の指定に向けた取組を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 
         先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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登米市水稲直播栽培成果報告会が開催されました

2016年03月02日 15時16分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成28年2月24日、登米市の中田農村環境改善センターで、直播栽培の成果報告会が登米市、JA、普及センターの共催で開催されました。
 事例紹介として、東北農業研究センターの白土主任研究員より、登米市を含む東北5県で行われた直播栽培の新技術「無コーティング代かき同時播種栽培」現地試験の結果について紹介がありました。その後、普及センターより、登米市内で行われた直播栽培の平成27年度の総括と28年度生産の留意点について説明しました。
 平成27年度の登米市内の直播栽培面積は主食用米が188ha,飼料用米・WCS等が119ha,併せて307haとなりましたが、一層の面積拡大が期待されています。
 普及センターでは平成28年度も水稲直播栽培の面積拡大と技術向上を支援していきます。


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「第2回栗原ふぁーみんぐ女子会」を開催しました!

2016年03月02日 09時50分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 栗原市内の次世代女性リーダー育成の一環として,若手女性農業者を対象とした研修会「第2回栗原ふぁーみんぐ女子会」を栗原合同庁舎で平成28年2月15日に開催しました。
 「起業支援の現場と先輩起業家に聞く&交流会」と題し,仙台市で起業支援塾を運営する(株)ゆいネット代表取締役の稲葉雅子氏と仙台市内でドーナツカフェを起業したカフェにじねこ代表の佐々木まゆみ氏から講演をいただきました。
 ゆいネットの稲葉社長からは,仙台市の起業支援制度や県内の女性起業事例を,佐々木まゆみ氏からは,ドーナツカフェを起業した経緯,活用した起業支援制度,準備中から開店後まで苦労したことなどをお話いただきました。
 9名の参加者からホームページやリーフレットのデザインについて専門家をどう探してかたちにするか,コストを抑えながら個性のある商品パッケージをどう作るか,といった質問があり,佐々木氏,稲葉氏から経験や実践に基づくアドバイスをいただきました。
 参加者からは,県内で活躍する女性の先輩の話を聞くことができ,自分の将来の取組を考える上で大変参考になったとの感想が聞かれました。
 普及センターでは,今後も研修会の開催などを通じて若手女性農業者の活躍に向けた支援を続けていきます。

 <連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班  
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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