平成30年12月5日にJA古川主催のそらまめ現地巡回指導会が開催され,普及センターやJA古川の関係者が生産者17名のほ場を巡回しました。JA古川管内のそらまめは秋まき栽培が主流で,越冬前の準備として不織布でそらまめを被覆しますが,被覆が早いと生育が進み過ぎてそらまめの耐寒性が劣るため,被覆するタイミングが重要になります。
普及センターから今後の管理として,天候を考慮して12月10日頃を目安に被覆を行うこと,不織布はそらまめを押さえつけることがないようにゆとりを持たせて設置すること,春先のアブラムシ,赤色斑点病の多発を防ぐために被覆前に防除を行うことを指導しました。生産者からは「今年のそらまめの生育は良好で,期待できそう」という話を伺いました。そらまめの本格的な出荷は来年6月から開始する見込みです。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,そらまめの安定生産のため継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910