11月29日(木),JAみやぎ登米キャベツ部会現地検討会で,農業・園芸総合研究所の澤里研究員を講師に長期無追肥育苗による品質について検討しました。
キャベツの長期無追肥育苗は,概ね45日以上無追肥で育苗する技術で,定植期間が延長でき,生育が揃う等のメリットがあります。
8月に定植された実証ほを担当した部会員からは,今年の猛暑でも苗は乾燥に強く,9月の日照不足でも生育は良好だったとの感想を話しました。また,定植直前の追肥が必要になることやそのタイミング等の留意点についても発表がありました。澤里研究員からは,県内のキャベツ生産状況と長期無追肥育苗管理のポイントについて説明がありました。
参加した部会員10名は熱心にほ場を見学し,新たな技術の実用性を確かめていました。普及センターでは,引き続き産地発展に向けた支援をして参ります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522