宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

気仙沼・本吉地域中山間地振興研修会を開催しました

2019年02月21日 15時58分38秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 2月12日(火曜日)に気仙沼合同庁舎において,中山間地域の活性化に向け地域振興について学ぶ研修会を開催しました。

 当日は,NPO法人伊豆自然学校の鈴木達志理事長を講師に招き,前半の部では「地域が主役で進める地域づくりのポイント」と題して,漁業者と連携した釣りや加工の体験メニューづくり,耕作放棄地を花畑として観光名所化した事例などの紹介を交え講演をいただきました。後半の部では,参加者がグループに分かれて,お互いに話し合いながら地域の強みを掘り起こし,行程表に沿ってグリーンツーリズムの体験プログラムへ組み立てるワークショップを実践しました。

 参加者からは「具体的な事例が勉強になった」「最初のきっかけづくりから,観光プログラムとして組み立てるまでの具体的な流れがわかった」等の感想があげられました。

  


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「平成30年度新規就農者育成研修会及び登米農業マイスター制度実績報告会」の開催

2019年02月21日 13時49分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成31年2月14日に,「平成30年度新規就農者育成研修会及び登米農業マイスター制度実績報告会」を開催し,関係機関や生産者等26人が参加しました。
 研修会では,福島県JA会津みなみの南郷トマト生産組合長である有限会社さんべ農園代表取締役三瓶清志氏と福島県南郷普及所の木村真澄氏を講師に招き,「50年産地『南郷トマト』を支える新規担い手の育成」と題して,生産者と県普及所,両方の目線から新規就農者の確保・育成についての先進事例を発表していただきました。南郷トマト生産組合は,消費地からの遠隔,多雪地という不利な条件の下で,50年以上にわたり夏秋トマトを生産し,「南郷トマト」のブランドを確立させました。徹底したブランド管理とともに,Iターン等による新規就農者も積極的に受け入れ,農家,行政,JAが一体となり産地を盛り上げている事例を聞き,関係機関の連携の重要さを改めて学びました。
 報告会では,3年間の実績報告と登米農業マイスター制度を活用した2人から感想等の事例発表をしていただきました。
 最後に「産地の新規就農者の確保・育成」をテーマに総合討議を行い,講師の方々からもアドバイス等をいただき,活発な意見交換となりました。
 登米地域では,みやぎ食と農の県民条例推進圏域重点プロジェクトを活用した「登米農業マイスター制度」により,市,JA,県等の関係機関が一体となり産地の維持発展に向け,担い手を地域で育成していくシステムを構築し,担い手の早期生産技術習得や経営安定化等を平成28年度から図っています。今回の研修会及び報告会で学んだ先進事例を活かして,登米農業マイスター制度の定着と担い手育成システムの発展を目指します。

福島県からの講師先生による研修会

    <連絡先>
     宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
     〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
     電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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「平成30年度第2回気仙沼農業改良普及センター普及活動検討会」を開催しました。

2019年02月21日 11時33分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成31年2月13日,本年度2回目となる普及活動検討会が開催されました。
 検討会は,管内の農業士,女性農業者,関係機関職員等の外部評価員の方々から普及活動に対する評価,意見をいただく場として開催しているもので,今回は,震災後園芸部門を主体として設立した法人の生産状況を視察しました。甘い香りが漂ういちごハウス内に30,000株以上が並ぶ栽培ベンチ,パソコンで温度・水・炭酸ガス等を管理し,カジュアルな服装の若い社員が働く職場(ハウス内環境)に委員らも驚きの様子でした。
 その後,JA南三陸階上支店会議室において,プロジェクト課題活動実績報告や平成31年度普及活動計画(案)を報告,検討が行われました。
 検討委員から,農業者,集落営農組織,法人等への技術・経営指導等に継続した活動を望むなどのご意見をいただきました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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大唐桑を使った料理講習会が行われました。

2019年02月21日 11時30分08秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 大唐桑栽培愛好会では,特産品として売り出している大唐桑の地元消費拡大を図るため,大唐桑を使った料理講習会を1月31日に開催しました。
 当日は,愛好会のメンバーが講師となり,大唐桑茶のパウダーを生地に練り込んだ「はっと」や「がんづき」,パウダーで薄い萌黄色に色づけした「おこわ」,パウダー入り生クリームと桑の実で飾り付けた「プリン」の作り方を学び,色鮮やかなおいしい料理を参加者全員で試食しました。
 また,料理講習の後には,愛好会のアドバイザーを務める川那辺氏から桑の薬理作用について,普及センターからは地域の食文化を中山間地域の活性化につなげている事例として,岩手県一関市大東町で行われている「食の文化祭」をビデオで紹介しました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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