宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「宮城県米づくり推進大河原地方本部第2回技術指導部会」が開催されました

2019年02月04日 11時27分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る1月22日,宮城県大河原合同庁舎を会場に「宮城県米づくり推進大河原地方本部第2回技術指導部会」が開催されました。
 本会議は,大河原地域において高品質・良食味米の安定生産により,宮城米の評価向上と稲作経営の安定化を推進するため,管内の市町,JA等が構成員となり検討するものです。
 本年度2回目となる今回は,平成30年産水稲の作柄,平成31年産水稲の技術対策等について,農業改良普及センターより情報提供を行ったほか,関係機関から水稲生産における特徴的な動き等について報告いただきました。
 更に平成31年度は,本格デビュー2年目となる「だて正夢」の作付けが大幅に増加することや,市町における地域ブランド米の取組が進んでいること等管内の状況を踏まえ,平成31年産の取組方針を検討しました。
 今回の検討を踏まえ,2月に開催予定の宮城県米づくり推進大河原地方本部で,平成31年度の「仙南地域米づくり推進方針」を決定することとしています。
 平成30年産米は作況指数102となり,引き続き平成31年産も良質米の安定生産に向けて関係機関一丸となって取り組んでいくことを確認しました。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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JA古川施設なす栽培講習会が開催されました

2019年02月04日 11時05分54秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成31年1月28日に,JA古川なす部会の栽培講習会がJA古川本店で開催され,施設なす生産者25名の他,講師として(株)渡辺採種場と普及センターの担当者が参加しました。
 初めに(株)渡辺採種場の担当者からなす定植前の準備と定植後の管理について説明があり,地温を確保するため畝のマルチ被覆は定植1週間前までに行うこと,苗には定植前に液肥灌水を行うこと,トンネル被覆する場合,朝は被覆物を除去して苗に十分な光を当てること,1番花はホルモン処理で着果させ,樹勢をコントロールするよう説明を受けました。
 次に普及センターから病害虫防除について説明し,薬剤は同一系統の薬剤の連用は避けIRAC,FRACコードを活用したローテーション散布を行うことを指導しました。また,平成30年産は夏季にアザミウマ類の被害が多くなった反省から,色彩効果によりアザミウマ類の侵入抑制効果が高い赤色防虫ネットの利用を推奨しました。
 JA古川のなすは高品質で,市場関係者からも高い評価を受けています。普及センターでは今後も,古川産の高品質ななすを安定して消費者の方にお届けできるよう,継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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JA古川いちご現地巡回が開催されました

2019年02月04日 10時54分57秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 1月23日にJA古川いちご部会の現地巡回が開催されました。部会員7名のうち,天敵の追加放飼を検討している生産者3名を対象に巡回し,病害虫の発生程度とイチゴの生育状況を確認しました。巡回にはJA古川担当者,普及センターの担当職員が対応しました。
 巡回の結果,一部のほ場でうどんこ病が確認されたものの,天敵の追加放飼に向けて防除が定期的に実施されており,ハダニを含む病害虫の発生は少ない状況でした。
 イチゴの生育は,定植後やや高温で推移したことで,奇形果の発生や草勢が強い傾向がみられましたが,おおむね生育は良好でした。普及センターからは草勢が強いことを考慮して電照時間を短くすること,かん水の回数を増やしすぎないことを指導しました。
 大崎管内のイチゴの収穫は6月末頃まで続く見込みです。普及センターでは,今後も生産者が安定した収量を確保し,消費者においしいいちごを届けるため,継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

 


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第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会開催

2019年02月04日 09時23分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成31年1月30日(水),登米合同庁舎において第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました。
  検討委員は農業者,農業法人,市・農業協同組合など直接農業に関わる委員の他,中小企業診断士,地元FM局の代表取締役,登米市食育推進会議の会長などで構成されており,8名が出席しました。
 最初に,平成30年度で完了する3つのプロジェクト課題の取り組み成果を課題リーダーが説明,その後,平成31年度登米農業改良普及センター普及指導方針と活動計画について説明し,意見を伺いました。
 各課題ごとに多くの質問や意見が出されるとともに総合討議においては,園芸振興方策等について活発な意見交換が行われました。
 これらの意見を踏まえ,平成31年度の活動を展開する計画です。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
      電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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管内の若手れんこん農家が家族経営協定を締結しました!

2019年02月04日 08時38分09秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成31年1月9日(水)に栗原市農業委員会で,家族経営協定の調印式が開催されました。

 家族経営協定の目的は,農業の家族経営を担っている各人が,対等な立場で経営と生活について話合い,ルールを決め,それを文書にして「可視化」することです。これにより家族一人一人の役割や責任が明確になり,営農への意欲と能力の発揮を促すことができます。また,後継者への経営移譲をスムーズに行うためのツールにもなります。今回締結したのは,栗原市若柳地区で水稲とれんこんの栽培に取り組んでいる父・大場隆さん(経営主)と息子・慶久さん(後継者)です。調印式で,慶久さんは「各種事業等を活用し,経営の規模拡大を図りたい」という意気込みを表明し,今後本格的に参画していく農業経営に対する意欲の高さが伺えました。協定には隆さんからの経営移譲に関する内容も盛り込まれ,これから後に続く若手農業者のモデルとして活躍することが期待されます。

(大場氏親子)

家族経営協定は,栗原市農業委員会事務局と栗原農業改良普及センターが窓口となり締結に向けてサポートいたしますので,お気軽にお問い合わせください。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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