宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里町の(有)グリーンウェーブ南郷が第三者認証JGAPを取得しました!

2019年03月12日 14時22分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは,食品安全,環境保全,労働安全を確保し,より良い農業生産を実現する取組のことです。ほ場や施設の整理整頓,栽培管理・在庫管理等の記録や点検を行い,課題を見つけて改善していく取組で,品質向上だけではなく役割分担の明確化や業務改善,販売力の強化など様々な効果が期待されています。
 美里町の(有)グリーンウェーブ南郷では,平成31年2月8日にみずなで第三者認証JGAPの認証を取得しました。同社ではJGAP導入のため,現場の整理整頓の徹底,作業記録や点検の実施,社内ルールの見直しなどを行ってきました。従業員全員でGAPに向けて取り組んできた結果,この度の認証につながりました。
 普及センターでは,GAPへの理解を深めるため7月に従業員向け説明会とコンサル指導会を,9月にみやぎGAP推進アドバイザー事業による現地指導を,12月にはJGAP模擬審査を実施する他,巡回指導を通じて帳票作成支援,現場改善支援を行ってきました。
  同社では,認証をきっかけに食品安全への意識向上や従業員の意識改革,新たな販路拡大などといったGAP導入の効果がみられています。
  当普及センター管内における第三者認証GAPの認証取得経営体数は3経営体となりました。普及センターでは,引き続きGAPの新規取得や導入後の運用・定着支援を継続して参ります。

  <問合せ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くりはらスプレーマム研究会総会が開催されました

2019年03月12日 08時48分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

2月21日(水)にくりはらスプレーマム研究会総会が栗原合同庁舎で開催され,会員10名が出席しました。

 くりはらスプレーマム研究会は,スプレーぎく栽培の新しい技術情報の収集や相互交流等を通じて農業経営の安定化と地域農業の振興に資することを目的として平成8年に設立されました。会員は,栗原市だけでなく登米市や大崎市,涌谷町のスプレーぎく生産者で構成されています。

 総会では,平成30年度事業報告や収支決算,平成31年度の事業計画や収支予算等について事務局から説明があり,異議なく承認されました。このほか,研究会の今後のあり方について活発に意見交換が行われました。また,総会後,株式会社ジャパンアグリバイオの担当者から平成31年に新たに発表されたスプレーぎく新品種の説明があり,会員の方々は次作の作付計画の参考とするため,熱心に聞き入っていました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成30年度栗原地域農業経営セミナーを開催

2019年03月12日 08時43分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 農業生産工程管理(GAP)の実践による将来を見据えた経営改善の取組について学ぶため,平成31年2月13日(水)に栗原市内の農業者等を対象に「平成30年度栗原地域農業経営セミナー」を開催しました。

 講演の講師には,農研機構中央農業研究センター上級研究員の田口光弘氏をお迎えし,「GAP導入と農業経営改善」と題して,GAPの概要や国内における普及動向,GAP導入による経営改善への取組とその具体的事例などについて御講演いただきました。また,事例発表の講師には有限会社耕佑専務取締役の伊藤秀太氏を迎え,GAPを取り入れた経営改善の取組についてお話をいただきました。

 出席した農業者45名の方々は熱心に聴講し,今後の農業経営を考える上で有意義なセミナーとなりました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業簿記相談会を開催

2019年03月12日 08時40分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

農業者の経営管理能力を高め,決算時の会計処理へ適切に対応できるようにするため,農業簿記相談会を1月16日(水),23日(水),30日(水)の3日間,栗原合同庁舎で開催しました。

 相談会は,昨年8月に実施したパソコン農業簿記研修会のフォローアップとして位置付けており,研修会の受講者を中心に,パソコンを活用した複式簿記記帳に取り組む12名の方々の記帳と決算処理等に関する相談に個別に対応しました。相談者からは,自分で行った仕訳が正しいか確認でき,疑問点も解消できて大変良かったとの感想をいただきました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする