宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ねぎ販売研修会が開催されました

2019年03月20日 14時00分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

管内のねぎは,主に加工・業務用として栽培されており,平成31年3月13日,JA全農みやぎ等を招いて研修会が開催されました。

研修会では,最初に普及センターから緑肥作物による土壌改良の成果報告,次にJA全農みやぎ園芸部から販売実績報告が行われました。加工業者からは,国産ねぎを取り巻く状況や販売戦略の考えなどを直接聞くことができ,生産意欲の向上に繋がる貴重な機会となりました。

JA南三陸は,平成30年度(平成30年4月~平成31年2月)の販売金額で県内4位の実績であり,数量・販売単価・販売金額のいずれも前年を上回る状況となっています。新たにねぎ栽培を始める若い生産者もおり,今回を機に更なる上を目指して取り組まれることを期待します。

連絡先

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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気仙沼地区いちご生産者の環境モニタリングデータ活用の取組

2019年03月20日 08時57分33秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 気仙沼管内では,5戸のいちご生産者がハウス内に環境モニタリング機器(温度,湿度,炭酸ガス濃度を測定)を設置しています。普及センターとJA南三陸は,機器を設置している生産者を毎週巡回して生育調査を行い,調査結果と環境モニタリングデータを1枚のシートにまとめて巡回当日に生産者に配布しています。

 巡回当日にシートを確認することで,生産者は速やかに栽培管理に生かすことができます。また,ハウス内環境を数値で確認することにより,数値を意識した栽培管理を行うようになりました。特に,炭酸ガス濃度については,光合成効率が高い濃度を長く維持できるように,施用時間を工夫して管理を行っています。

 普及センターでは,栽培終了後に生育調査結果と蓄積された環境データを分析し,次作に向けた栽培管理について指導を行っていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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