宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

黒川地域担い手育成支援研修会を開催しました

2019年03月01日 14時47分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成31年2月15日に黒川地域担い手育成支援研修会を開催しました。

この研修会は仙台農業改良普及センター,JAあさひな,JAあさひな集落営農連絡会,黒川地域認定農業者連絡協議会,黒川地域農業法人連絡会の主催で,当日は86名が参加しました。
  研修会では,株式会社アースコーポレーション代表取締役菊地利正先生より「農業経営に取り入れるGAPとは」と題し,GAPの基礎知識と必要性についてお話いただきました。「GAPとは取得する事が目的ではなく,記録・点検・改善することに意味がある」という先生のお言葉に,参加者はGAPに取り組む意義を再確認し,気持ちを新たにしたようでした

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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「農業を変える,創っていく」スマート農業研修会の開催

2019年03月01日 11時35分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  平成31年2月4日(月)に登米市米山町で,JAみやぎ登米稲作部会連絡協議会全体研修が開催され,農業先進技術導入に係る試験報告がありました。
 JAみやぎ登米と住友商事株式会社は平成30年8月に先端農業技術の導入と新サービス展開に関する戦略的パートナーシップを締結し,ナイルワークス社製の農業用ドローンによる農薬散布・生育診断や水位センサーを使った水管理の実証試験を行っています。今回は,ドローンの自動飛行による農薬散布とカメラによる高精度生育監視,水位センサー通信システムによる遠隔地水位管理などが報告されました。
  農業者の高齢化,担い手不足が進む中,一方では,法人等による経営規模の拡大・集約化が進み,労働力不足が問題になっています。研修会では,情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)を活用したスマート農業による農薬散布,生育診断,水管理の省力化など水稲生産用先端農業システムのの紹介や,機器展示も行われました。ドローンの農薬自動散布や生育診断,自動水管理,コストなどへの質問が出され関心の高さがうかがえました。
  国でも先端農業を推進しており,普及センターでは新年度からスマート農業を課題化して支援していきます。


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


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みやぎ農業未来塾「ステップアップスクール」を開催しました。

2019年03月01日 10時59分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成31年2月18日に仙台市若林区において,新規就農者が,先進農家から経営者としての知識や経営戦略を学び,それぞれの将来構想や生産技術の改善の参考とすることを目的に,みやぎ農業未来塾「ステップアップスクール」を開催しました。当日は,仙台市若林区で水稲18ha,露地野菜2ha等の経営に取り組み青年農業士でもある遠藤耕太氏から経営概要や,これからの経営計画について御講義いただきました。栽培技術や野菜を中心とした将来の経営構想の練り方,市場を見据えた品目の選定方法なども学ぶことができ,書物からは得られないようなことや普段気づきにくいことなどについても知ることができました。
 参加者は熱心にメモを取りながら質問をしていたほか,情報交換も活発に行われ,参加者同士の交流にもつながった良い研修会となりました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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夫婦で家族経営協定を結び,地域農業を支える担い手へ

2019年03月01日 10時38分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

<家族経営協定が調印されました>

 平成31年2月26日(火)に,栗原市農業委員会において,家族経営協定の調印式が開催されました。

 今回締結したのは,栗原市一迫地区で水稲栽培を行っている黒澤善広さん・和香さんご夫妻です。これまでは,認定農業者である和香さんが中心となって営農してきましたが,このたび,公務員であった善広さんが早期退職して本格的に農業経営に参画することとなり,これを機会に家族経営協定で営農や生活上のルールや役割等を明確化しました。

 調印式では,善広さんから経営の概要や目指す農業の姿についてのお話があり,「妻と楽しい農業を目指します」と力強く語っておられました。担い手の高齢化が進む集落内からは,すでに田んぼを頼みたいという声もいただいているそうです。地域農業を守る頼もしい担い手として,ご夫妻の今後の活躍が期待されます。

 家族経営協定の締結は,農業経営や生活における家族の役割や責任が明確になり,経営の効率化や個々の能力の発揮による経営発展につながります。栗原市農業委員会と栗原農業改良普及センターが窓口となり,作成から締結までをサポートしますので,お気軽にお問い合わせください。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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登米市農業士会視察研修会の開催

2019年03月01日 08時56分07秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成31年2月14日(木),15日(金)に農産物や食品の輸出入について研修するため,神奈川県横浜市で登米市農業士会視察研修会を開催,農業士6人が参加しました。
 1か所目は,湾岸労働組合執行委員長の奥村氏の案内で食品輸入の現場である湾岸部の食品倉庫の見学を行うとともに輸入食品の実態について講話いただきました。
 見学した倉庫には,主に塩蔵の野菜類が保管され,多くは中国からの輸入品でした。これらの食品は,日本国内で2次加工され,スーパーマーケットでよく見られる漬け物や特産品になり,食卓に上っているそうです。空調がない倉庫内で保管されるなど,食品の安全性について問われていますが,検査はモニタリング調査で行われており,調査結果が出る頃には消費されている場合もあるということでした。輸入農産物の増加は,農家の死活問題だけでなく,消費者の安全に係る問題であることを,消費者に理解していただく必要があるとのことでした。
 2か所目は,農林水産省横浜植物防疫所を視察しました。植物防疫所は,海外からの病害虫の侵入を防ぐため,動植物を対象に輸入検疫や日本からの輸出農産物の検疫を行っています。近年は,外国人旅行者が果物を持ち込む事例も増えているそうですが,こういった,植物防疫所の努力により,病害虫の侵入が防がれ,国内農業が守られていることを理解できました。
 2日目は,東京ビッグサイトで開催されていたグルメ&ダイニングスタイルショー内特別展示エリア「FARM STEAD EXPO」及び「ごはんフェス」で,全国各地区の米や農産物のPR方法について視察を行いました。
  普及センターでは,農業士のスキルアップにつながる活動を今後も支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  地域農業班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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