普及センターでは,令和2年5月22日に小麦特定種子生産ほの第一期ほ場審査(出穂期)を実施しました。県内の令和2年産麦類種子面積は64haあり,このうちJAみやぎ登米では,シラネコムギ7.2ha,あおばの恋2.4haを生産し,県全体の約16%を担っています。
昨年秋の台風第19号による稲わら流入などの被害により,種子小麦の播種が遅れ生育が心配されましたが,生育は順調でよく管理されていたため,全てのほ場を「合格」としました。
昭和27年度から主要農作物種子の生産の根拠となっていた主要農作物種子法が平成30年4月1日に廃止となりましたが,県では,主要農作物の生産振興及び主要農作物種子の安定確保のため,条例(令和2年4月1日施行)を制定し,種子生産に取り組んでいます。
普及センターでは,今後も優良種子生産に向けた指導を行なっていきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522