令和2年5月26日,石巻農業改良普及センターが石巻市大川地区に設置した土づくりモデル実証ほにおいて,田植後の植付本数及び栽植密度調査を行いました。
東日本大震災の津波被災を受け,その後のほ場整備事業が完了した石巻大川地区及び北上地区の復旧農地においては,これまでの水稲生育調査等の結果から地力が低いことによる低収量が課題であることが明らかになっています。そこで普及センターでは,令和2年度からのプロジェクト課題で,大川地区の法人に堆肥の施用量を変えた土づくりモデル実証ほを設置し,堆肥施用による効果の検証等を行います。実証ほでは令和2年5月24日に田植えが行われており,今後生育調査や成熟期調査を行いながら,施肥効果の比較や,現地検討会の開催に取り組んで参ります。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999