宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

シャインマスカット栽培技術研修会(第1回)を開催しました

2020年06月22日 17時31分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年6月16日に栗原市金成小堤において,第1回シャインマスカット栽培技術研修会を開催し,ぶどう栽培者13人が参加しました。
 本研修会は,栗原地域で水稲育苗ハウス等を活用した新たな園芸品目として期待されている,ぶどうのシャインマスカットについて,栽培者の技術向上を図るために実施したものです。
 当日は,管内で先進的に栽培に取り組んでいる株式会社アグリ東北の田中代表取締役を講師に,シャインマスカットの房づくりや日常的な管理等について,作業のデモンストレーションを実際に見ながら学習しました。
 参加者からは,各作業のタイミングや施肥管理等について質問が寄せられたほか,研修会終了後も自主的に他の栽培ほ場を見学して意見交換するなど,取り組み意欲の高さがうかがわれました。
 本研修会は,今後も,収穫適期の判断や整枝・せん定など,栽培管理上特に重要な作業をテーマに,作業タイミングに合わせて開催する予定です。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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小麦採種ほのほ場審査を実施しました。

2020年06月22日 15時27分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 大崎農業改良普及センター管内ではシラネコムギの採種が行われており,宮城県のシラネコムギ種子生産の約5割強を占めています。普及センターでは採種ほ場に生育調査ほを設置し,生育状況等を把握しながら,適正な栽培管理について指導しています。
 令和2年播種用のシラネコムギ採種ほは,令和元年東日本台風の影響で播種時期の遅れや冬期の鳥による食害が多く,生育量が平年よりも下回るほ場もありました。しかし,適切な追肥や防除作業の実施により生育は順調に回復しています。5月には第一期,6月には第二期のほ場審査を実施したところ,異品種や病害の発生は見られず,全筆を合格としました。
 普及センターでは,引き続き優良種子生産に向け,適期刈取や適正な乾燥調製の徹底について支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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