宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ食材伝道士「地域食材研修会」で当地域の特産品や生産者の紹介をしました。

2024年02月21日 20時26分21秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年2月6日(火)、山元町の山元いちご農園株式会社を会場にみやぎ食材伝道士「地域食材研修会」が開催され、料理人14人が参加しました。

 みやぎ食材伝道士認定事業は、農作業実習等を通して生産者と料理人が交流を深め、料理人の方々により深く仙台地域の食材に関心や愛着を持っていただくことで、地域食材の利用拡大を推進することを目的に、平成19年度から実施しているものです。一定の現場実習を実施した料理人を認定し、料理の提供を通じて生産者の苦労や想いを消費者に伝え、消費者の地産地消に対する意識向上に寄与することを目指しています。

 研修会では山元いちご農園株式会社の岩佐代表から、いちご栽培施設内で栽培技術のポイントや各品種の食味の特徴等についてお話を頂いた後、実際に「もういっこ」、「にこにこベリー」、「とちおとめ」の3品種の食べ比べも行いました。当普及センターからは亘理地域の特産品であるいちごのほか、せり、きゅうり、さつまいも、りんご、いちじくについて紹介し、食材提供に積極的に取り組む生産者も紹介しました。参加者からは、「新たに商談してみたい」との声も聞かれました。

 今後とも当地域の農産物の利活用拡大に向けた取組を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班 

   TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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仙南4Hクラブで先進視察研修会を開催しました

2024年02月21日 12時26分13秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 仙南地区農村青少年クラブ連絡協議会(仙南4Hクラブ)は、大河原農業改良普及センター管内の若手農業者で構成され、クラブ員相互の親睦並びに技術や知識の向上を目的に様々な活動を行っています。

その活動の一環として令和6年1月24日に先進視察研修会を実施し、宮城県北で農産物の生産から加工まで取り組む3法人を訪問しました。

 はじめに、有限会社氏家農場(涌谷町)を訪問し、ねぎ生産から加工までの取り組みについて説明いただいた後、モニター画面でカット工場の見学を行いました。

 次に、株式会社椎彩杜(南三陸町)で、椎茸の生産施設の視察を行いました。

 最後に、イチゴやトマトを栽培している有限会社サンフレッシュ松島を訪問しました。

 研修会には会員6名が参加し、訪問先では、土づくりなどの栽培技術や、従業員の人材育成、加工委託先等経営に関わる質問や質疑応答が活発に行われ、大変有意義な研修となりました。

 

  

【株式会社椎彩杜での視察】

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

     TEL:0224-53-3591 FAX:0224-53-3138


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酒米の郷をさらに盛り上げるには ~松山町酒米研究会総会~

2024年02月21日 10時00分34秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 松山町酒米研究会(以下「研究会」)は、大崎市松山地域で地元酒蔵の(株)一ノ蔵と連携しながら酒米づくりに取り組んでいます。

 2月11日に、「第30回松山町酒米研究会総会」が開催されました。

 はじめに、研究会設立30周年の記念講演として宮城大学食産業学群の三石誠司教授を講師に、食料・農業・農村基本法見直しに関する現状や、世界と国内の食料事情など、グローバルな視点での講演をいただきました。

 続いて、令和5年産酒米コンクールの表彰があり、優秀な成績を収めた生産者の成果を会員で讃えました。

 総会では令和5年度の活動についての振り返りと、令和6年度の事業計画などの検討を行いました。会場から研究会発足30周年イベントについて質問が出るなど、活発な質疑が行われ今後の活動に対しての期待がうかがえました。

 普及センターでは、引き続き研究会の活動を支援し、特色ある米づくりを推進していきます。

  <問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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暗きょもみ殻の簡易開削充填機(モミタス)の実演会を行いました!

2024年02月21日 08時46分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年2月16日に当普及センター主催で暗きょもみ殻の簡易開削充填機「モミタス」の実演会を石巻市河南地区の(農)たてファーム・和のほ場で開催しました。

 モミタスは、ほ場暗きょの直上に切り込みを入れ、疎水材のもみ殻を充填する機械で、営農組織等が低コストで自ら施工できる作業機械として、平成19年に古川農業試験場が開発しました。石巻地域では水田のブロックローテーションによる畑地化利用が多く、暗きょのもみ殻の腐食が急速に進むため、暗きょ疎水材の充填は排水機能を維持する上で重要な作業です。転作を行っている、たてファーム・和のほ場もほ場整備から10年以上が経過し、もみ殻の腐食が進んでいました。

実演会には生産者・関係機関の方々約40人が集まり、古川農業試験場の佐藤上席主任研究員からもみ殻の充填の必要性について説明を受けた後、実際にモミタス施工の実演を確認しました。参加者はモミタスの仕組みや作業の流れを実際に見て学び、今後の営農や指導の参考にしていました。

 当普及センターは、これからも研修会や日々の指導を通じて、水田の畑地化に伴う排水性の向上・維持に関する技術支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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