宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業法人の雇用管理研修会を開催しました

2024年02月27日 18時31分45秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 農業における担い手不足と高齢化が進む中、経営継続と発展のため、雇用による人材確保を検討する農業法人が増えています。

そこで、令和6年2月16日に、雇用を検討している管内農業法人の役員10人を対象に、雇用管理研修会を開催しました。

 講師に社会保険労務士の鈴木大輔氏を迎え、「農業経営における労務管理の留意点」をテーマに、求人のコツ、雇用契約、労働・社会保険加入、労働時間など、従業員を雇用する際の留意点をわかりやすく解説していただきました。

 雇用管理について初めて学ぶ参加者も多く、熱心に耳を傾けていました。講義終了後には、安全衛生教育の方法や労災保険の加入の仕方など、多くの質問が出ており、将来の雇用に向けて多くの知識を習得できた様子でした。

<問い合わせ先> 美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和5年度第2回アグリテック活用推進セミナーを開催しました

2024年02月27日 18時13分50秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

宮城県では、スマート農業などのICT技術を活用したアグリテックを推進しています。

令和6年2月2日(金)、今年度第2回目のアグリテック活用推進セミナーを開催し、会場の松島町文化観光交流館には農業者や農機メーカー、関係機関など103人にお越しいただきました。

セミナーは、「営農・栽培管理システムで、水田農業の見える化を」をテーマに、農林水産省の村松氏から「営農・栽培管理システムの現状と効果的な活用」と題した講演をいただき、その後、企業8社による営農・栽培管理システムの展示会を開催しました。

営農管理システムの中には、GAPに対応したものや、農業機械と連携してほ場や作業時間などの記録を取得できるもの、また最近は、衛星画像や気象データを基にした生育診断や生育予測、病害虫の発生予測など栽培管理を支援するシステムや、可変施肥のための施肥マップを作成するシステムも開発されており、各自が気になったシステムを個別に質問するなど、導入や活用に向けて積極的に聞き入る農業者の姿が多く見受けられました。

県では、アグリテックの普及拡大に向けて、アドバイザー派遣による専門的指導や、農業者や企業とのネットワークによる相互の情報発信など、農業者を支援しています。ご興味のある方は、各地域の農業改良普及センターにお気軽にご相談ください。

〈連絡先〉

宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)

 


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「商工業に学ぶ農業の事業承継研修会」を開催しました

2024年02月27日 11時56分36秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

美里農業改良普及センターでは2月15日、「商工業に学ぶ農業の事業承継研修会」を開催しました。

農業者の事業承継への理解を深めるために行ったもので、管内の農業法人や個人農家、関係機関等から約30名が参加しました。

講演では、中小企業診断士の一柳和博氏から、商工業では経営が順調でも事業承継がうまく行かずに休廃業に追い込まれるケースが多い現状や、事業承継で多くの経営者が苦労する点などについて説明がありました。

講師からは参加者に対し、「事業承継には時間がかかるので、一人で悩まずに、とにかく早く支援機関に相談してほしい。」と呼びかけがありました。

農業者の高齢化により、事業承継は今後ますます重要な課題となっていくと思われます。

普及センターでは今後も継続して事業承継に向けた情報提供や支援に取り組んでまいります。

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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栃木県下都賀地域からJA古川へ子実とうもろこしの視察研修に訪れました。

2024年02月27日 08時56分49秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年2月22日(木)、栃木県下都賀地域子実用トウモロコシ生産・利用研究会から8名がJA古川に先進地視察研修に訪れました。当研究会では、令和4年から子実とうもろこしの生産・利用に取り組んでおり、令和6年作付けに向けた課題解決のため、先進的な取組をしているJA古川に視察研修に訪れたものです。

 視察研修では、播種時期や殺虫剤散布についてなど子実とうもろこしに関することだけでなく、大豆栽培についても質問が出るなど、活発な意見交換が行われるとともに、納品されたばかりの真空播種機を興味深げに見学し、子実とうもろこし生産に対する意欲の高さが伺われました。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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