宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

産地の維持拡大のためのしゅんぎく栽培講習会が開催されました。

2024年09月11日 17時46分40秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。

 生産者の高齢化によりしゅんぎくの産地維持が課題となっていることから、当普及センターではJAみやぎ亘理と連携し、新規作付者、作付拡大者を支援しています。

 令和6年8月6日にJAみやぎ亘理で開催されたしゅんぎく栽培講習会には、6人(新規2人、作付拡大4人)の参加があり、当普及センターから栽培技術の基礎等について情報提供しました。

 参加者からは、「品種の選定方法」や「直は栽培と移植栽培の違い」等について質問があり、当普及センターからの助言に加えて、逢隈野菜部会長や軟弱野菜部長(いずれもしゅんぎくのベテラン生産者)からも懇切丁寧に説明をいただき、温かい雰囲気の講習会となりました。

 当普及センターでは、定期的に行っているフォローアップ巡回と合わせて、既存の園芸産地の維持・拡大を継続して支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 


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令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)において見事入賞!

2024年09月11日 17時22分46秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年9月6日から7日にかけて、みやぎ総合家畜市場において、一般社団法人宮城県畜産協会主催の「令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)」が開催されました。

 本共進会は、生産農家と関係者が一堂に会し、各地区から選抜されたトップレベルの牛の家畜改良の成果を競う大会です。磨き抜かれた牛の姿のほか、綱一本で牛を操る調教技術や、各地区ごとに統一されたカラフルなユニフォームも見どころでした。

 いしのまき和牛改良推進組合からは、令和6年7月2日に開催された「令和6年度石巻地域肉用牛共進会」で選抜した、8頭が出品され、第2区(若雌の2)と第5区(父系群)において入賞することができました。

 出品者の皆様、暑い中本当にお疲れさまでした。

 

( 入賞者 )※敬称略

〇第2区 若雌の2

 最優秀賞 第三席 ちはる号  八木一男(東松島市)

 

〇第5区 父系群

  優秀賞 第一席 ふくとも号 岩倉伴夫(石巻市和渕)

          ちはる号  八木一男(東松島市)

          すみれ号  遠藤好洋(石巻市桃生町)

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター

 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会の現地検討会が開催されました

2024年09月11日 16時33分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月9日、JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会主催による9月お彼岸用菊類の現地検討会が開催され、生産者7人、株式会社仙花、JA職員、普及センターが参加しました。
 現地検討に先立ち、株式会社仙花の担当部長から「全国的にお彼岸の出荷が遅れており、品薄状態のため是非とも早めに出荷して欲しい」との要望を受けた後、南三陸町内2カ所の現地ほ場を巡回し、花の生育状況、病害虫の発生状況について意見交換を行いました。
 2ほ場とも、品種により花の生育状況が異なり、現在収穫している品種と平年より2週間は遅れている品種があり、遅れている品種について参加者全員が同じような状況とのことで、今後新しい品種を導入しないと毎年開花遅延で収入が減ってしまうといった切実な意見が出されていました。
 普及センターでは、今後、現地に適した品種について情報を提供しながら、管内の花き販売額向上を支援していきます。

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069、FAX:0226-22-1606


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先進農業体験学習開始式が開催されました

2024年09月11日 14時11分41秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 9月9日(月)に亘理農業改良普及センターにおいて、農業大学校が主催する先進農業体験学習の開始式が開催されました。本学習は、農業大学校の1年生が、先進的な農業経営を実践されている農業者のもとで、33日間、農業技術や経営を学習するものです。

 当日は農業大学校生9人と、受入農家の9経営体が出席されました。学生からは「実践的な栽培技術を習得したい。」「作業スケジュールの立て方について学びたい。」「緊張しているが、やる気でカバーしたい。」等の発表があり、体験学習に向けた熱意が感じられました。

 普及センターでは、本体験学習が農業大学校生にとって亘理地域の農業への理解を深め、有意義な時間となるよう応援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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先進農業体験学習が始まりました。

2024年09月11日 12時50分06秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年9月9日から10月11日までの33日間、宮城県農業大学校の1年生が先進的農家のもとで農業体験学習を行います。この「先進農業体験学習」は、学生が高度な生産技術や経営管理を学び、農業に対する理解と逞しい人生観を培うことを目的に行われています。

 初日である令和6年9月9日に開始式が行われ、大河原管内で体験予定である農大生3名と受入農家が出席しました。式の中で普及センター所長から受け入れ農家に対する感謝と学生に対する激励の言葉を送りました。学生からは体験学習に向けた決意表明があり、それぞれの学習目標や体験学習に対する意気込みを聞くことができました。

 普及センターでは、今後も農業大学校と連携した地域の担い手の確保・育成に向けた取組を進めていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2024年09月11日 10時14分44秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 9月2日、石巻合同庁舎において、令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました。この検討会は石巻地域の普及活動の効率的かつ効果的な推進を図るため,農業者や市,JA等の外部検討委員を招き,活動内容への御意見、御提案をいただく場となっています。

 今回の検討会では、プロジェクト課題の中から「小ねぎ産地における次世代の人材育成」について重点的に検討し、昨年からの活動経過とこれまでの成果、今後の進め方について報告させていただいた後、委員の方々から建設的な御意見、御提案をいただきました。さらに他のプロジェクト3課題については進捗状況を報告し、年度後半の活動手法について御意見をいただきました。

 今回の検討会で各委員よりいただいた御意見を今後の普及活動に活かし、計画的かつ効率的な活動を展開していきます。

 

宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班

TEL 0225-95-7612

FAX 0225-95-2999


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清水地区の高収益作物導入に向けて視察研修会が開催されました

2024年09月11日 09時49分51秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 色麻町清水地区では、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、清水集落営農組合を中心に地域営農体制の検討を進めています。

 令和6年8月25日に、視察研修会が開催され、清水地区の担い手等19人と色麻町、土地改良区、普及センターが参加し、水田を利用した園芸作物栽培に取り組む栗原市の2法人を視察しました。

 視察先の農事組合法人平形農園(栗原市金成)と農事組合法人iファーム(栗原市志波姫)で加工用トマトやたまねぎ、キャベツ等、それぞれが導入している品目の収益性や労働力、経営における位置づけなどを説明いただきました。また、参加者から作業機械の利用状況や鳥獣被害の有無、法人の運営等について多数の質問があり、今後の地域営農の参考になったようです。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携して清水地区の地域営農体制の検討を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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いちご花芽分化を確認しています

2024年09月11日 09時13分20秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

大河原管内では、主要な園芸品目としていちごの生産を推進しています。普及センターでは、JAみやぎ仙南と連携し、いちご生産者向けに栽培講習会やほ場巡回をすることで生産拡大に向けた支援を続けています。

管内の令和7年産いちごの定植時期が近づいており、9月5日から管内生産者の苗の花芽分化の検定作業を進めています。

花芽分化の検定は、促成栽培のいちごにとって大事な需要期であるクリスマス期間に確実に出荷するために必要な作業です。顕微鏡を使って、1株ずつ小さい生長点付近を確認するため、専門的な技術が必要な作業でもあります。普及センターの若手職員は、ベテラン職員のサポートを受けながら、着実に作業を進めています。

普及センターでは今後も、地域一体となって園芸生産額向上に取り組んでまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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令和7年産たまねぎの播種作業を行いました!

2024年09月11日 09時06分42秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 大河原管内では、水田を活用した露地園芸作物としてたまねぎの生産を推進しています。普及センターはJAみやぎ仙南と連携し、たまねぎ生産者向けに栽培講習会やほ場巡回をすることで収量向上に向けた支援を続けています。

 管内の令和7年産たまねぎの秋まき作型について、8月20日と29日にたまねぎ部会の7経営体が播種作業を行いました。大河原管内では、秋まきと晩秋まきの2つの作型があり、秋まきは8月下旬が標準的な播種時期です。播種作業はJAみやぎ仙南の作業機械を部会員が共同利用して行い、各自が10月下旬以降の定植に向けて育苗を開始しています。

 普及センターでは今後も、地域一体となってたまねぎの生産拡大に取り組んでまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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