宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

スマート農業をテーマにした「気仙沼地区みやぎ農業未来塾(学生コース)」を開催しました

2024年12月23日 13時14分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 高齢化や人手不足により重要性が増しているスマート農業技術を身近に感じ、興味・関心を深めてもらうため、令和6年12月4日、宮城県本吉響高等学校の生徒10人を対象に、「気仙沼地区みやぎ農業未来塾」を開催しました。株式会社南東北クボタNB推進課の山岸孝寛課長及び宮城県農政部農業振興課の庄子一郎スマート農業コンシェルジュを講師に、スマート農業技術に関する講義及び農業用ドローンを使った空中散布の実演を行っていただきました。

 実演では、高校の水田ほ場を会場に、山岸課長から農業用ドローンの性能や省力効果、飛行の際の注意点などをわかりやすく説明していただきながら、自動操舵を含む4つの作業モードによる空中散布を実演していただきました。初めて農業用ドローンを見る生徒も多く、実際に飛行する様子を熱心に観察していました。生徒からは、ドローンの活用状況や性能等に関する質問が多く出され、スマート農業技術に関心を深めている様子でした。

 普及センターでは、今後も教育機関と連携し、担い手の確保に努めていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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南三陸大粒ぶどう協議会の反省会が開催されました

2024年12月23日 13時08分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸大粒ぶどう協議会の今年のぶどう栽培や販売についての振り返りを行う反省会が令和6年11月29日に開催され、協議会員10人が参加しました。最初に、協議会の阿部博之会長から、「昨年協議会を設立し、今年から「しおかぜ葡萄」として販売することができた。成果は大きいが課題も多い。今回は問題点の反省と対策をしっかりと検討したい。」との挨拶がありました。その後、普及センター職員から、栽培面、販売面等についての課題や来年に向けた改善点の提案等を説明した後、参加者で話し合いを行い、課題解決のための対策や来年行うべき取組などについて多くの意見が出されました。協議会では、今回出された意見をもとに来年の活動計画を定め、「しおかぜ葡萄」のさらなる生産・販売力の向上を目指していくこととしています。

 普及センターでは、今後も同協議会の活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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女性農業者・新規就農者向け農業機械セミナーを開催しました

2024年12月23日 13時07分57秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年11月22日に、県農業振興課、亘理農業改良普及センター、仙台農業改良普及センターの共催で、女性農業者および新規就農者を対象とした「輝け農業女子!機械セミナー」を開催し、農業機械の操作、運転等に不慣れな新規就農者など10名が参加しました。

 

 午前中は、農業・園芸総合研究所で農作業安全の講義を受講しました。講師のヤンマーアグリジャパン株式会社の担当者から、農業機械を安全に使用するうえで留意すべき点や点検項目、公道を走行する際の法規制等について映像や写真を用いて説明があり、受講者は熱心に耳を傾けていました。

 午後からは、農業大学校のほ場で、管理機や自動操舵トラクターを用いた実習を行いました。受講生からは、自動で位置情報を取得・補正して走行するトラクターについて「こんなにまっすぐ走れるとは思わなかった」などと話していました。

 

 普及センターでは、今後も女性農業者や新規就農者など多様な担い手の育成と早期の経営安定化に向けて支援を行っていきます。

  

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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「今作の収量は?」河北ミニトマト部会実績検討会

2024年12月23日 12時07分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年12月10日にJAいしのまきミニトマト部会河北北上支部出荷実績検討会が生産者と種苗会社、JAいしのまき、普及センター等出席のもと、開催されました。

 今作も花飛びや着果不良はあったものの、前作より収量が向上した生産者もおり、単価も高く推移したため、前年より良い実績となりました。

 今作の生育状況や他産地の状況を踏まえた次年度への改善点などについて種苗会社から情報提供がありました。

 今夏は、昨年に比べると気温は若干低く推移しましたが、例年よりは暑い年となり、今後も高い気温での推移が想定されることから、普及センターからは被覆資材の使用や潅水回数の調整などの高温対策について説明しました。さらに、管内で発生が確認されているトマトキバガ等の病害虫について情報提供をしました。

 普及センターでは、今後も河北地域のミニトマト生産を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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令和6年産稲作の総合検討会が開催されました

2024年12月23日 11時04分50秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年11月29日にJAみやぎ登米迫稲作経営部会の総合検討会が、12月13日にはJAみやぎ登米米山水稲部会の総合検討会がそれぞれ開催されました。

 迫稲作経営部会では、部会として肥料試験に取り組んでおり、令和6年度の試験結果について部会員から結果の発表があり、その収量結果について各部会員が考察を述べるなど充実した検討となりました。

 米山水稲部会では、普及センターから設置している生育調査ほの収量結果を交えながら令和6年産稲作の総括を説明しました。また、本年は紋枯病の発生が多かったため、令和7年産に向けてのポイントの1つとして、来年作では防除を行うよう注意喚起を行いました。

 あわせて、両総合検討会において普及センターのプロジェクト課題である「グリーンな栽培体系」の取組について、情報提供をしました。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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色麻町の認定農業者が「スマート農業」について研修しました。

2024年12月23日 10時16分05秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和6年12月15日に色麻町認定農業者連絡協議会研修会が色麻町農村環境改善センターで開催され、町内の認定農業者等20人が出席しました。

 研修では、県農業振興課スマート農業コンシェルジュの庄子一郎氏から「宮城県におけるスマート農業」と題して、スマート農業の技術事例や活用のメリット、RTKシステム、実装に向けた調査や研究などについての講演がありました。

 出席者からは、「まくら地まで自動で作業できるのか」とか「太陽フレアの影響は」などといった具体的な質問がありました。また、「人手不足解消に役立つ技術レベルになるまでかなりの年数が必要だ」という意見や、逆に「若い人に農業に参入してもらうにはスマート農業のような先進技術を導入して関心をもってもらうとか、経験が少なくても熟練者並みの作業ができるなど、導入のメリットがある」という意見が出されました。

 普及センターでは、引き続き関係機関と連携して、認定農業者をはじめとした地域農業の担い手への支援を行ってまいります。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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令和7年産に向けポットカーネーションの現地検討会が行われました

2024年12月23日 09時41分23秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 柴田鉢花研究会では、母の日に向けポットカーネーションの生産に取り組んでいます。

 12月10日にはポットカーネーション現地検討会が開催され、種苗メーカー、関係機関等13人が参加し、ほ場で生育状況を確認しながら今後の栽培管理について意見交換を行いました。

 販売の主力となる5号鉢は、9月下旬~10月中旬に苗が定植され、現在は植え替えやピンチ(摘心)など、品種に合わせた栽培管理を行っており、順調に生育しています。

 来年の4月上旬から県内外の消費地に出荷される予定です。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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