宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎市農業セミナーが盛大に開催されました!

2024年12月25日 14時37分02秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年12月18日に大崎市担い手育成総合支援協議会が主催した「大崎市農業セミナー」が開催されました。

セミナー前半では、大崎市内で近年取組が拡大している水稲の直播栽培や大豆や子実用とうもろこしを加えた輪作技術について、農研機構東北農業研究センターや県古川農業試験場の研究員からの講演のほか、近隣地域で行っている直播栽培の研究会活動の事例について発表がありました。

 後半は、講師や事例発表者がパネラーとなり、当普及センターの大川技術次長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われ、水稲直播栽培や輪作体系について活発な質疑応答が行われました。

 今回のセミナーには生産者約130名が参加し、水稲の直播栽培に対する関心の高さが伺えました。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台市内のいちご狩り2025年シーズンが始まります

2024年12月25日 14時28分37秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 株式会社ベリープラネット(仙台市若林区、代表取締役 深沼陽一氏)は、県事業を活用し、仙台市若林区上飯田地区の仙台ハーベストビレッジに隣接した施設において、令和7年1月5日より新たにいちご狩りを開始します。

 ベリープラネットの施設は、県内近郊では例のない、施設の中でイベントや飲食ができる空間を備えた観光いちご農園となっており、すでに海外から利用予約があるなど、集客が期待されています。

 また、仙台都市圏の観光いちご農園としては、JRフルーツパーク仙台あらはまが、りんご、なし、ぶどうなどの果樹に加え、いちご狩り施設を今期から増設して12月20日よりシーズンを開始しているほか、1月5日からは(株)一苺一笑松森農場でも、いちごの摘み取り体験が始まります。この他にも仙台市内の数社で、今シーズン中にいちご狩りを計画している生産法人があり、観光いちご農園が仙台都市圏の新たな観光資源となることが期待されます。

 普及センターでは、観光事業を取り込む法人等の技術・経営の面から引き続き支援を行ってまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnk2@pref.miyagi.lg.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美里地区生活研究クラブ連絡協議会が移動研修会を開催しました

2024年12月25日 09時57分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里地域は農産物直売や農産加工、農家レストラン等のアグリビジネスに取り組む農業者が多く、経営管理や組織運営、商品開発など、女性農業者の担う役割が大きくなっています。

 そこで、当普及センターが事務局を務める「美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員数33人)」は、仙台市内近郊で生産された野菜や季節の果物、農産加工品等を取り扱うマルシェと、自社生産した農産物の直売所を併設する農家レストランを訪問し、両直売所における取扱商品や陳列方法、6次産業化の取組等について学ぶ視察研修会を12月11日に開催し、14人が参加しました。

 

 はじめに、「アクアイグニス仙台」内にある「マルシェリアン」で、取扱い商品の種類や内容、陳列と陳列に用いる台や入れ物等に着目しながら、視察を行いました。
 多くの商品にその商品や生産者の紹介、食べ方提案等の手書きのPOPが掲示されているとともに、商品は台やトレイに直接ではなく、麻布や色紙を敷いて陳列されているなど、様々な工夫がうかがえました。参加者からは、「目的のものを買って帰る」場所というのではなく、「ゆっくり見て回る・滞在する」場所としての店づくり(内装・陳列)がなされているとの感想が出されました。

 

 次に「農家食堂 神明そば慶」を訪れ、自社及び地域で生産された農産物のPRや消費拡大、付加価値化への取り組みを見て・味わって学びました。
 こちらは「地域農業に貢献できる経営体」を経営理念に、地域の担い手として水稲や土地利用型作物(そば、大豆、大麦等)、野菜栽培により周年雇用に取り組んでいる「株式会社今慶農産」が経営しています。

 新そば「常陸秋そば」の香り・味を楽しみながら、会員相互の情報交換が行われ、有意義な研修会となりました。 

 

 普及センターでは、今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上と活躍を支援します。

   

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする