宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆300A技術導入で品質・収量の向上を目指す

2010年06月18日 13時01分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 気仙沼市階上・大谷地区ではブロックローテーション方式による転作大豆栽培が行われてきましたが,圃場条件等の理由で収量や品質が安定せずその対策が課題となっていました。
本年度,自給力向上戦略的作物等緊急需要拡大事業により大豆栽培の新技術(大豆300A技術)普及展示に対し,国から支援が行われることになりました。これを受けて5月17日に階上・大谷の両生産組合,普及センターを始めとした関係機関が打合せを実施し,事業の内容や取り組む技術,実証ほの規模等について協議しました。その結果,階上生産組合では耕耘同時畝立て播種に,大谷アグリクラブでは無培土狭畦栽培にそれぞれ取り組むこととなりました。
播種作業は6月13日から始まりましたが両生産組合は,生育量の確保による収量安定と省力化による生産性の向上が実現するものと大いに期待しています。普及センターでは技術と経営の両面から大豆300A技術の定着に向けて継続的に支援していきます。
        






本吉農業改良普及センター
    先進技術班
TEL 0226-46-6905
FAX 0226-46-5140
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