宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

私たちの農産加工品を直接お客様の手へ

2010年06月18日 11時16分32秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 「食材王国みやぎ地産地消市場」は,県産品の販売促進と地産地消を推進するため、宮城県が期間限定で開設したアンテナショップです。仙台市の藤崎において,週替わりで各市町村が担当し,工夫を凝らした販売を行っています。
 5月28日(金)~6月3日(木)は栗原市の出店期間で,今回販売活動のデビューを果たしたのが,花山山菜加工組合(千葉和子組合長)です。昨年度,組合の再編を行ったことから,新しい組合員にとってはこれが初めての店頭販売となりました。
出店初日は,漬物,ジャム,山菜等を搬入,自分たちでディスプレイすることから始まりました。商品がよく見えるように陳列したり,どうすればお客さんが手にしてくれるかを考えたり,ラベラーで値段をつけたりとすべてが手探りでしたが,開店時間ぎりぎりまで準備して,お客様を迎えることができました。
 特に,栗原ブランドに認定されている「ふさすぐりジャム」をはじめ,「やまぶどうジャム」,「うめジャム」の3品については試食していただいたので,商品についてお客様から直接感想を聞くことができました。
「はじめは,お客様に対してなかなか声が出せなかったけれど,商品の説明をしているうち少しずつ声が出せるようになった。会話をするとお客様が商品を手にして,買ってくれた。」など,組合員の自信につながったほか,「ふさすぐりとはどんな植物なの?」といった質問も多く,商品説明の重要さを実感した様子でした。
 今回栗原市からは6組織が出店し,花山山菜加工組合以外はイベント販売に慣れた組織であったことから,何かと助けていただいたことも多く,人の輪が温かかったこともよかったということです。組合では,この経験を今後の加工品製造,販売活動に生かしていきたいと考えています。


心を込めた接客



お客さんの波が絶えない

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山元町いちご狩り交流会開催... | トップ | 大豆300A技術導入で品質... »
最新の画像もっと見る

競争力のあるアグリビジネス経営体の育成」カテゴリの最新記事