大崎管内の若手農業者を対象に、令和7年1月28日みやぎ農業未来塾の視察研修を開催しました。普及センターでは、新規就農者や若手農業者を対象に専門的な技術・知識の習得や経営能力向上のため、みやぎ農業未来塾を開催しています。
今回の研修では、管内でトマトの環境制御技術に取り組む先進経営体と、農作物に被害を与え、マイナスの存在であるイノシシ等を地域資源として活用を始めた大崎市の取組を視察しました。
株式会社まやまのさとうファームでは、代表取締役の佐藤喜則氏からフルーツトマトを作るようになったきっかけやトマト栽培に対するこだわり、これからの展望などを伺いました。また、東北初のイノシシジビエ食肉加工施設となる大崎市ジビエ食肉処理加工等施設では、市の担当係長から施設整備の経過やジビエを活かした産業の創出・地域活性化への目標についてお話を伺いました。参加者からは次々と質問が出され、関心を持って研修を受ける様子が伺えました。普及センターでは、今後も次世代を担う若手農業者の取組を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910