令和3年6月15日(火),継続的改善手法(SPDCA)に取り組むきゅうり生産者4戸及び1法人(栗原市志波姫・若柳地区)を対象に,各々のハウスを巡回しながら栽培上のポイントを学ぶ相互視察研修会を開催しました(主催:栗原農業改良普及センター)。
各ハウスで生産者から作付状況と栽培管理方法について説明を受けた後,きゅうりの生育状況を見ながら,追肥の頻度や病害虫の防除方法及びタイミング等について意見交換を行いました。普及センターからは,温度改善や暑熱対策として今年度試験的に導入したミスト機器の事例について,測定した温湿度のデータを用いながら,情報提供を行いました。品種の特性や,誘引方法と使用する資材等について,幅広い質問が出され,活発な相互視察研修会となりました。
今回の相互視察を通じ,生産者が自らの栽培管理方法を見直す機会となり,気づきを得たことで,栽培技術のレベルアップが期待されます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144