色麻町清水地区では、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、清水集落営農組合を中心に地域営農体制の検討を進めています。
令和6年8月25日に、視察研修会が開催され、清水地区の担い手等19人と色麻町、土地改良区、普及センターが参加し、水田を利用した園芸作物栽培に取り組む栗原市の2法人を視察しました。
視察先の農事組合法人平形農園(栗原市金成)と農事組合法人iファーム(栗原市志波姫)で加工用トマトやたまねぎ、キャベツ等、それぞれが導入している品目の収益性や労働力、経営における位置づけなどを説明いただきました。また、参加者から作業機械の利用状況や鳥獣被害の有無、法人の運営等について多数の質問があり、今後の地域営農の参考になったようです。
普及センターでは、今後も関係機関と連携して清水地区の地域営農体制の検討を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910