管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。
生産者の高齢化によりしゅんぎくの産地維持が課題となっていることから、当普及センターではJAみやぎ亘理と連携し、新規作付者、作付拡大者を支援しています。
令和6年8月6日にJAみやぎ亘理で開催されたしゅんぎく栽培講習会には、6人(新規2人、作付拡大4人)の参加があり、当普及センターから栽培技術の基礎等について情報提供しました。
参加者からは、「品種の選定方法」や「直は栽培と移植栽培の違い」等について質問があり、当普及センターからの助言に加えて、逢隈野菜部会長や軟弱野菜部長(いずれもしゅんぎくのベテラン生産者)からも懇切丁寧に説明をいただき、温かい雰囲気の講習会となりました。
当普及センターでは、定期的に行っているフォローアップ巡回と合わせて、既存の園芸産地の維持・拡大を継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143