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宮城県では、地球温暖化に伴い高温傾向が続くことが見込まれる中、高温による収量及び品質低下に対応するため、県内9か所の農業改良普及センターに水稲高温対策技術普及展示ほを設置し、対策技術の実証及び普及に取り組んでいます。
大河原農業改良普及センターでは、柴田町内の農事組合法人で豚ぷん堆肥を施用して地力を向上させることにより稲の活力を維持し、高温による品質低下を防ぐ取組を行っています。その取組を紹介・普及するため、令和6年8月23日に「水稲高温対策技術研修会」を開催しました。
研修会では、展示ほ場の生育調査結果に基づいた生育状況のほか、記録的高温年であった令和5年と同様に、今年度も出穂後の高温傾向が続いていることから、刈取適期が早くなることを説明しました。
今後も、管内で安定した水稲生産が行われるよう、研修会の開催や情報提供を行うことで、水稲生産者へのサポートを図って参ります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138