令和2年4月14日に登米市中田町のりんご生産者が,農業・園芸総合研究所大沼総括研究員の指導のもと,りんご樹体ジョイント栽培の接ぎ木を実施しました。
りんご樹体ジョイント栽培は,樹と樹を繋ぎ樹形を整え,早期成園化や作業の省力化が図られる画期的な技術です。JAみやぎ登米りんご生産部会では,1人が県内で初めて平成29年からジョイント栽培を導入し,昨年から本格的な収穫が始まっています。
今年も8aほどジョイント栽培を増やすことになり,新技術の普及を図るため,今回は部会員7人での接ぎ木の実演会となりました。他にも,来年春の導入に向けて苗木を養成している部会員もおり,登米管内でジョイント栽培の導入面積が増加する見込みとなっています。
普及センターでは,結束バンドとビニルテープでの接ぎ木方法を比較し,生育調査や樹形管理等の定期的な情報提供を通じ,ジョイント栽培の普及定着を支援してまいります。
ジョイント後の様子
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522