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令和2年4月7日,15日,16日に,石巻市河南地区,桃生地区,東松島市矢本地区にてJAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。各10名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測しました。計測した長さから,追肥や病害虫防除の適切な時期を予測し,実施日の検討を行いました。この時期の追肥は,一穂粒数の増加や登熟良化につながります。また,高品質の麦生産には病害虫防除はかかせないため,生産者は熱心に麦の生育状況を確認していました。
本年産は,令和元年東日本台風(台風19号)の影響によって播種が遅れたほ場が多く,平年よりも生育量は少ない傾向にあるため,麦の生育状況を確認し,適期・適量の追肥に努めるように呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999