名取市下余田2期地区は、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、地域の話合いが進められています。
6月21日(金)には、地域の担い手の中心となる高柳生産組合が法人化に向けた話合いを行い、普及センターでは、参加者が前回の内容を振り返れるように話合いの始めに「前回の話合いで決定した事項、検討中の事項等」を整理し説明しました。また、参加者がイメージしながら話合を進め易いように、たたき台となるひな形等の資料を例示し、5 年先の運営を見据えた事業目論見書を検討しました。
6月23日(日)には、名取市役所を会場に下余田2期地区活性化推進委員会総会が開催され、地権者等約70人が参加し、令和6年度事業計画・収支予算や担い手部会の設置等について決議されました。さらに、仙台地方振興事務所農業農村整備部や名取土地改良区から国の事業採択決定の報告、ほ場整備スケジュールや換地委員会設置についても説明がなされ、参加された方々は「いよいよ、工事が始まるぞ」と実感を持ったようでした。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143