宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

子実用とうもろこし生産拡大に向けたは種実演会が行われました

2023年05月19日 08時40分47秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 涌谷地域農業再生協議会は、令和4年度から家畜向け配合飼料の主原料である子実用とうもろこしの生産実証に取組んでいます。

 その取組の1つとして、4月25日に自動操舵トラクターと真空は種機を使用した実演会が開催されました。

 子実用とうもろこしは分げつしない作物であることから、は種は今後の収量を左右する重要な作業であり、確実なは種による栽植密度の維持が必要です。本実演会では、は種作業を自動操舵トラクターで行うことにより、適正速度での機械走行が可能となり、一定の間隔で正確なは種ができました。また、子実用とうもろこしは、大豆等と比べて作業時間が少ない作物ですが、自動操舵トラクターの活用によって1ha当たりのは種作業時間が30分弱で完了したことから、更なる作業時間の短縮が期待されます。

 普及センターでは、子実用とうもろこしの生産など、省力的な転作作物の導入に向けた支援を行っていきます。

実演会の様子

 

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« べんモリ直播に初挑戦する生... | トップ | 令和5年度農業大学校1年生... »
最新の画像もっと見る

⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援」カテゴリの最新記事