宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ハウスなす現地検討会が開催されました。

2018年06月12日 18時07分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年6月7日にJA古川によるハウスなす現地検討会が,大崎市古川敷玉地区のほ場で開催されました。検討会には生産者25名の他,関係者としてJA古川,株式会社渡辺採種場,普及センターの担当者が参加しました。
 現地検討会では,ほ場でなすの生育状況を確認した後,株式会社渡辺採種場の担当者から潅水や追肥,整枝方法など今後の栽培管理について説明がありました。
 普及センターからは,今後梅雨入りし灰色かび病やすすかび病が発生しやすくなるため予防散布を行うこと,薬剤抵抗性の発達を防ぐためIRAC,FRACコードなどの作用機構分類を活用した薬剤ローテーションを実施するよう指導しました。
 栽培管理や病害虫防除の話以外でも,参加者が情報交換する機会となり,有意義な検討会となりました。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,ハウスなすの安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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「美里町北浦梨ブランド化研究会」の設立!

2018年06月12日 16時34分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月3日(日),みどりの農協会館において,「北浦梨ブランド化研究会」の設立総会が開催されました。総会には,設立時の会員6名と来賓として,美里町長,JAみどりの小牛田営農センター長や当普及センター所長が出席し,研究会の設立を祝いました。 研究会は,美里町北浦地区を中心に栽培している「北浦梨」を県内外の消費者に広くPRするためのブランド化に関する活動を行うために設立されました。
 平成30年度の事業計画は,商品開発,パッケージデザインの制定,高品質梨の栽培研究や賛同会員の募集等を予定しており,関係組織との活動連携をより一層強化していくことを確認しました。
 普及センターでは,これまでも,梨ジョイント栽培技術の普及や「北浦梨」を使ったスイーツ開発や地元菓子店との連携を支援してまいりましたが,今回の研究会立ち上げにあたって,その運営方法や活動方法などについて助言をしてきました。
 今後も「北浦梨のブランド化」に向け,果樹生産拡大と6次産業化を支援していきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 

 

 


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女性対象の「北浦梨」摘果講習会開催!

2018年06月12日 14時33分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 美里町特産の「北浦梨」は,大正時代に産地化され,現在,栽培者42名,栽培面積10haで幸水,あきづき等,様々な品種を栽培しています。
 JAみどりの北浦梨部会では,5月17日(木)に梨の摘果作業の中心を担う女性生産者を対象とした摘果講習会を開催しました。講習会では「そもそもなぜ摘果するのか」という基本から,どの位置のどの果実を残すかなど,具体的に幼果の間引きを実演しながら説明しました。
 普段の講習会は男性中心で,女性は基本的なことを聞く機会がなかなか無いと言う声が多かったのですが,女性限定としたことで質問しやすいと大変好評でした。
 冬には女性を対象としたせん定講習会も実施する予定です。

熱心に説明を聞く梨農家の奥様方 


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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