平成30年6月7日にJA古川によるハウスなす現地検討会が,大崎市古川敷玉地区のほ場で開催されました。検討会には生産者25名の他,関係者としてJA古川,株式会社渡辺採種場,普及センターの担当者が参加しました。
現地検討会では,ほ場でなすの生育状況を確認した後,株式会社渡辺採種場の担当者から潅水や追肥,整枝方法など今後の栽培管理について説明がありました。
普及センターからは,今後梅雨入りし灰色かび病やすすかび病が発生しやすくなるため予防散布を行うこと,薬剤抵抗性の発達を防ぐためIRAC,FRACコードなどの作用機構分類を活用した薬剤ローテーションを実施するよう指導しました。
栽培管理や病害虫防除の話以外でも,参加者が情報交換する機会となり,有意義な検討会となりました。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,ハウスなすの安定生産のため継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910