宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

雨よけきゅうりの栽培講習会が開催されました

2023年02月15日 11時13分00秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年2月2日(木),JA新みやぎ栗っこきゅうり部会「雨よけきゅうり栽培講習会」がJA新みやぎ志波姫支店で開催されました。部会員16名のほか,JA新みやぎ,種苗メーカー2社,普及センターの担当者が出席しました。
 はじめに,種苗メーカーから雨よけ栽培に適した品種の紹介と,苗づくりや定植前後の温湿度管理などの栽培のポイントについて説明がありました。次に普及センターから,耕種的防除や物理的防除を組み合わせた総合的な病害虫管理方法及び,春先から発生するきゅうりの病害虫の特徴と対策について説明しました。参加者は,定植時の栽培管理,防除の重要性について,知識を深めたようでした。
 普及センターでは,同部会員のきゅうりの栽培技術向上に向けて,今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

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令和4年度第2回仙台地域農業普及活動検討会を開催しました

2023年02月13日 16時56分27秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和5年2月3日,第2回仙台地域農業普及活動検討会を開催しました。普及活動検討会は,仙台普及センターの活動が農業者や地域住民に理解され,効率的で効果の上がる活動となるよう,外部の検討委員に御意見をいただくものです。
 検討会では,「シャインマスカットの産地形成」,「法人によるえだまめ栽培定着」,「秋保の農業法人営農支援」,「水稲乾田直播栽培による省力化」の4つのプロジェクト課題について検討しました。検討委員からは,多岐にわたって支援し,それぞれに成果が上がっていることや対象者へ実績を見える化することや,振り返りを行っていることなどで活動内容を共有化していることが良いと評価を受けました。
 今後,10年後を見据えて,営農が続けられるような視点での活動や,担い手や新規就農者の確保・育成,アグリテック等についても関係機関で情報の共有化を図り,現場の支援を強化してほしいとの意見もありました。
 普及センターでは,委員の方々からいただいた御意見を参考にして,より良い普及活動を実施してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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園芸特産振興研修会を開催しました

2023年02月13日 13時05分29秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年2月1日,せんだい農業園芸センターを会場に,当普及センター主催で「園芸特産振興研修会~肥料価格の高騰を乗り切ろう!~」を開催し,管内の農業者やJA等関係者含めて42名が参加しました。
 近年,肥料や農薬などの資材価格が高騰し,農業経営に深刻な影響を与えています。そこで,本研修会では,水田転作による露地園芸作物を対象として,「肥料コスト低減につながる技術」をテーマに,雪印種苗株式会社植物機能性研究グループ係長の和田美由紀氏と県農業・園芸総合研究所園芸環境部の瀧上席主任研究員に御講演をいただきました。
 和田氏からは,緑肥作物の活用による土づくりと肥料低減,土壌病害虫の抑制について,また,瀧上席主任研究員からは,土壌分析を活用した減肥や混合堆肥複合肥料の活用等について丁寧に御説明をいただきました。質疑応答では,緑肥作物導入における品種選定のポイント,えだまめとマメ科緑肥作物の連作体系についてなど,農業者から多くの質問が出され,充実した研修会となりました。
 普及センターでは,今後も研修会等の開催を含め,県の園芸振興のために支援を継続してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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飼料用米・WCSの導入に関する成績検討会を開催しました

2023年02月13日 09時16分50秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
1月31日に長面地域(石巻市)の大規模土地利用型法人と関係機関を対象に,令和4年にプロジェクト課題で取り組んだ活動成果を成績検討会で報告しました。長面地域は,東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた地域で,復旧後の農地における収量の低下が課題となっています。当所からは,飼料用米の収量向上を図るため,堆肥と速効性及び緩効性肥料の組み合わせが収量性や土づくりの観点から望ましいということ,大豆後の乾田直播栽培により低コスト化が図れること等の報告を行いました。
意見交換では,対象法人から,「堆肥施用効果を実感している」,「肥料高騰に対応するため堆肥施用を積極的に利用して,経費を抑えた肥料設計を行いたい」等の意見が出されました。その他,WCSや飼料用米生産の課題,スマート農業等の今後の地域農業の発展に関した活発な意見交換が行われました。
普及センターでは石巻地域における持続的な水田農業の実現を目指し,これからも支援を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612
 FAX0225-95-2999

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第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2023年02月10日 13時13分44秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 普及センターでは普及活動の改善を目的に,課題設定や計画策定,活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催しており,令和5年1月31日(火)に今年度2回目の検討会を開催しました。
 今回は,令和4年度普及指導計画の中から今年度で完了するプロジェクト課題活動について,現在策定中の令和5年度普及指導計画からは,普及指導方針や新規プロジェクト課題・重点活動の計画について検討いただきました。
 完了課題の「水稲乾田直播栽培技術の向上と安定生産」について委員からは,「コスト削減効果とリスク増大の程度に関する比較が必要」,「品質や食味の検討は継続してほしい」といった意見をいただきました。
 令和5年度からの新規プロジェクト課題「グリーンな栽培体系の実践による持続可能な稲作経営の実現」については,「粒状肥料でも検討してはどうか」,「ブランド化も考えてほしい」といった意見をいただきました。さらに,新規重点活動の「地域計画」や「耕畜連携」関連活動についても様々な意見をいただきました。
 普及センターでは,今回各委員からいただいた意見や提案を参考に,効果的な普及活動の推進に努めていきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

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令和4年度の水稲・大豆振り返り検討会を開催しました

2023年02月10日 09時48分25秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和5年1月27日(金)に,仙台市内で土地利用型農業を営む農事組合法人あきう生産組合において,令和4年度の水稲・大豆振り返り検討会を開催しました。
 当組合は水稲・大豆・そばの栽培を行っており,令和4年度は,水稲の中干しや収穫時期の作業実施のため生育調査と,大豆の肥料コスト低減を目的に安価な肥料を使った試験ほを設け,その効果について検討しました。その結果,水稲については各作業が適期に実施され,反収が増えるとともに品質の良いものとなりました。大豆については,安価な肥料の施用によるコスト低減効果が確認されました。
 普及センターでは,今後も農業法人等の経営安定に向けた支援を継続していきます。




〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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「蔵の華」研修会を開催しました。

2023年02月08日 14時58分40秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 気仙沼市廿一地区の清流「蔵の華」廿一会では,酒造好適米「蔵の華」を栽培し,市内の蔵元2社に出荷しています。 
 研修会は2月4日に,「蔵の華」の出荷先である株式会社角星の白山製造場を会場に,会員14名が参加して開催され,今後の栽培やブランド化の方向性について,株式会社角星との意見交換や酒造施設見学を行いました。
 意見交換では,株式会社角星代表取締役社長斉藤嘉一郎氏から,廿一会の「蔵の華」についての高い評価をいただくとともに,会員からも,生産継続や販売拡大に向け積極的な意見が挙げられました。酒造会社と連携した今後の方向性について,要望に応じた増産の取組や,さらなる認知・販売拡大に向けたPR活動として,都市住民を呼んだ田植え体験等により地域おこしを展開するといったアイデアが挙げられ,次年度に向けた増産の意欲を共有することができました。
 意見交換後は,旧気仙沼市白山小学校を改装した製造場の見学を行いました。斉藤社長による酒造工程や施設の説明をとおし,求められる酒米の品質について理解を深めることができました。


<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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みやぎ農業未来塾「雇用農業者のための農作業安全基礎研修会」を開催

2023年02月08日 10時18分14秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和5年1月31日に栗原合同庁舎において,「雇用農業者のための農作業安全基礎研修会~みやぎ農業未来塾 inくりはら」を開催しました。
 本研修会は,新規就農者(就農5年目まで)の半数を占める雇用就農者を対象に,共通の課題である農作業安全に関する基礎知識の習得と参加者同士の交流を図る目的で開催し,6名が参加しました。
 最初に普及センター職員が農林水産省の「令和4年度農業者向け農作業安全研修ガイドライン」に基づき,「農林水産業・食品産業の産業安全のための規範」の映像資料を活用して講義を行い,その後「ヒヤリ・ハット体験と防止策について」意見交換を行いました。参加者からは「自分にも思い当たる事例が多く,参考になった」「他法人の方の意見が聞けて有意義だった」などの意見が聞かれました。また,今後実施してほしい研修としてSNS活用術,農業機械の運転・メンテナンス,栽培管理技術等があげられていました。
 普及センターでは,今後も技術研鑽や交流等を通じて,若手農業者の育成に努めてまいります。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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令和4年度 枝もの用クロマツの出荷が終了しました

2023年02月07日 09時43分42秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 株式会社南三陸Pine Proが町内で栽培した,枝もの用クロマツの令和4年度分出荷が終了しました。
 収穫は10月17日からスタートし,12月15日で完了しました。市場への出荷は11月30日から始まり12月19日まで続けられました。
 クロマツは松飾等の材料として年末に需要が多いため,収穫から約50日は倉庫に保管しておき,11月下旬から一気に出荷されます。
 今年度収穫したクロマツは,平成31年4月に播種・定植されたもので,収穫面積は80a,そのうち特に高値で売れる若松は50aから収穫し,30aから仏花等で使われる小松を収穫しました。
 気になる出荷本数ですが,若松が約16万本,小松が約15万本,合計31万本の出荷で,全量が大阪と徳島のなにわ花いちばに出荷されました。
 ほ場での収穫と枝葉除去の調製作業には20名,出荷のための選別作業には10名のアルバイトを雇い,2か月間収穫・出荷作業を続けました。
 現在,天候に左右されないように,枝葉除去の調製作業等を屋内で作業できるように,出荷調製施設を建設しています。
 普及センターでは,今後もクロマツ生産から出荷までを総合的に支援を行っていきます。



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東松島市被災元地のうめのせん定を行いました

2023年02月06日 16時47分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和5年1月31日(火)に,東松島市が令和の果樹の花里構想として野蒜地区の被災元地の一部に植栽しているうめのせん定を行いました。
普及センター職員が,管理を担う市内農業法人の代表及び社員に対して,主枝先端は1本とし外芽で切り返しを行うことなどを実演して,作業を進めました。
本年は,前年の切り返しせん定により短果枝が発生しており,ある程度,開花・結実が見込まれます。
普及センターでは,今後も病害虫防除などの技術支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

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