宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾inくりはら「若者がやりがいをもてる農業を目指して」を開催しました

2024年09月25日 14時41分44秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 
 令和6年9月10日(火)に、栗原市一迫農村環境改善センターで、みやぎ農業未来塾inくりはら「若者がやりがいをもてる農業を目指して」を開催し、新規就農者、農業大学校生、農業士など18人が参加しました。
 研修会では、第53回日本農業賞の個別経営の部で大賞を受賞した有限会社川口グリーンセンター代表取締役の白鳥正文氏を招き、「若者がやりがいをもてる農業を目指して!」と題して講演いただきました。白鳥氏のこれまでのあゆみ、法人設立にあたっての苦労、後継者育成などについてお話を伺い、参加者は真剣に耳を傾けていました。
 その後、意見交換を行い、新規就農者や農業大学校生からは今後の抱負が述べられ、農業士からは激励と今後の助言についての言葉をいただきました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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宮城県農業大学校の先進農業体験学習開始式が開催されました。

2024年09月25日 14時29分11秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年9月9日に石巻合同庁舎で、宮城県農業大学校の先進農業体験学習開始式が行われました。

先進農業体験学習は農業大学校の1年生が9月9日から10月11日の33日間にわたり、先進的農業を実践する農業者のもとで研修を受けるものです。

今回、石巻管内で先進農業体験学習をする農業大学校生は、水田経営学部、園芸学部、アグリビジネス学部の3人で、それぞれ法人経営体で研修を行います。

学生3人からは栽培技術、経営者の心構えや経営の大切なポイント、大規模な出荷調整や販売までの流れなどを学びたい等研修をする上での目標の発表がありました。

この体験学習の中で、農業現場を肌で感じ、机上ではできない様々な経験をすることにより、10月11日の終了式で一回り大きく成長した姿を見られることを期待しています。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 


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第1回気仙沼農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年09月24日 14時05分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 普及センターでは、取り組んでいるプロジェクト課題の進捗状況や普及計画等の内容について、外部の方から検討・評価してもらうため、外部有識者を普及活動検討委員として委嘱し、年2回普及活動検討会を開催しています。今年度第1回目の検討会を令和6年9月2日に本吉郡南三陸町の入谷公民館及び近隣ぶどう栽培ハウスで開催いたしました。

 今年度委嘱した普及活動検討委員6人に対して、プロジェクト課題対象者のぶどう栽培ハウスにて、今年度から取り組んでいるプロジェクト課題No.3「生食用ぶどうのブランド化による生産拡大」の活動状況を説明しながら、実際のぶどうの生育状況を見学し、意見をいただきました。

また、公民館では、プロジェクト課題No.1「担い手を核とした地域農業の継続・発展」、同課題No.2「枝もの用クロマツ栽培における若松の商品化率の向上」の説明を行い、委員からは生産性や販売面等からの質問や意見をいただきました。

普及センターでは、今回頂いた意見を踏まえ、効果的な普及活動の推進に努めていきます。

<連絡先>

   宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL0226258068 FAX0226221606


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名取市で子実用とうもろこし現地検討会・勉強会が開催されました

2024年09月24日 13時28分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

  令和6年9月4日に、名取市で子実用とうもろこし現地検討会・勉強会が開催され、生産者や関係機関・団体等約110人が参加しました。これは、東北子実コーン生産者協議会が主催したもので、名取市文化会館で勉強会が開催された後、農事組合法人U.M.A.S.I.のほ場で現地検討会が開催されました。勉強会では、同法人の取組のほか子実用とうもろこしの現状と展望等について情報提供があり、また、現地検討会では、収穫作業の実演の他、ミニブースで機械等の紹介があって、参加者は、子実用とうもろこしの理解を深めていました。

当普及センターでは、関係機関と連携して水田を活用した新たな作物の取組を支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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令和6年度第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年09月24日 11時18分57秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

普及センターでは、効率的な普及活動の推進を図るため、農業者や関係機関等の外部検討委員で構成される普及活動検討会を年2回開催し、委員から普及活動への評価をいただいております。

今年度1回目の普及活動検討会は、令和6年9月3日に登米市豊里町を会場に開催しました。検討会では、登米市内で近年作付けが拡大し、重点活動として支援している露地ピーマンの作付ほ場を視察した後に、JAみやぎ登米南部豊里店に移動し、令和6年度普及指導計画及びプロジェクト課題の上半期の活動等について、委員から様々な視点で意見や評価をいただきました。

 普及センターでは、普及指導計画に掲げる「人と技術が織りなす活力ある登米農業」の実現に向けて、検討会でいただいた意見や評価を踏まえながら、下半期の普及活動を関係機関と連携しながら進めてまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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「未来塾 入門講座」を開催、大崎地域の農業について理解を深めました

2024年09月24日 10時32分28秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 大崎管内で先進農業体験学習を実施している農業大学校学生を対象に、令和6年9月13日みやぎ農業未来塾入門講座を開催しました。今回は、大崎地域の農業への理解を深めることを目的に、大崎市岩出山、鳴子温泉地区の農業法人経営者や新規就農者からお話を伺いました。

 講座では、自ら生産したそばを使い蕎麦カフェを経営する農業法人、繁殖牛経営を行う新規就農者、そして主食用米・飼料用米のほか野菜栽培の取組により地域の農地を守ろうとする農業法人を回り、視察を行いました。いずれの講師からも、「様々な人や分野と関わりを持って、視野を広げてほしい」、「将来の農業の担い手として頑張ってほしい」等、激励の言葉をいただきました。

 学生たちは、学校生活ではなかなか話を伺う機会がない、法人経営のノウハウや就農後の苦労話、中山間地域の農業等多岐にわたるお話を直接聞くことができ、有意義な講座となったようでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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伝統の味と技術の伝承 ~精進料理の技を磨く~

2024年09月24日 10時14分41秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 生活様式の変化とともに、農村においても昔ながらの慣習や行事が変わっていく中で、精進料理は伝承の機会が失われつつあります。地域や集落において口伝で受け継がれてきた調理技術や知恵などを見直し、地域に伝わる料理を紹介・情報交換するため、令和6年9月5日、生活研究グループ員等を対象に技術伝承研修会を開催しました。

 研修会では、管内4つの地域(大崎市古川・西古川、加美町小野田・宮崎)ごとに、地場野菜や食材を持ち寄り、精進料理7~8品を調理しました。どの地域も、油揚げの味付けや盛り付け方、麩やこんにゃくの使い方などそれぞれに特色のあるお膳が完成し、工夫した点や特徴について情報交換を行いました。

 試食後には、加美町の大樹寺住職 天野氏より、精進料理についてご講話をいただきました。典座を含むこれまでの修行の経験や、日常の「食事を作る」「食する」ことにも通じる心構えのお話しに、会場から次々と質問が出るなど、参加者は、精進料理について一層理解を深めたようでした。

 普及センターでは、これからも農村女性の活動を支援してまいります。

 ※典座(てんぞ):禅宗寺院で、僧侶やお寺への参拝者の食事を司る役職

  

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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令和6年度第1回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月20日 17時05分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年8月28日に、今年度1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。この検討会は、当普及センターで取り組む普及指導活動の実施状況について、外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、年に2回開催しています。

 現地の検討では、岩沼市内のハウスにおいて、メロン「クールボジャ」に関する活動を紹介し、実際の栽培状況を見ていただきました。その後、普及センター会議室に場所を移し、重点的に支援している活動について、進捗状況や活動成果などを説明しました。

 委員の方々からは、評価される点として、①技術継承に向けたマニュアル作りやさつまいもの育苗では、途中で起きた予期せぬトラブルに迅速な対応を行ったこと、②ほ場整備地区において、担い手への法人化支援や地権者等関係者への合意形成を目指した話合いを丁寧に行っていること、③若手いちご生産者に対して、気候変動に応じた栽培管理技術の再構築を行っていること、が評価されるとのご意見をいただきました。また、今後の活動に対するご助言もいただきましたので、これからの普及活動に生かしてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JAみやぎ登米りんご生産部会視察研修会を行いました。

2024年09月19日 14時00分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年8月28日にJAみやぎ登米りんご生産部会視察研修会が開催され、生産者と関係機関担当者11人が参加しました。

 視察先は青森県内にある種苗会社と生産者のほ場を視察しました。種苗会社では、最新の品種や現在のニーズなどについて話を聞くとともに、パンフレットに未掲載の品種の試食をさせていただきました。

 生産者のほ場では高密植栽培の方法や栽培の実情について説明があり、具体的な利点や問題点などを知ることができました。りんご生産が盛んな青森県において、実際に園地を見学できたことや、現地の生産者に栽培方法について、直接話を聞けたことは、登米市のりんご生産者にとって貴重な経験になりました。

普及センターでは、引き続き関係機関と連携しながらりんご生産の支援を行ってまいります。


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南三陸町産生食用大粒ぶどう「しおかぜ葡萄」の目揃え会が開催されました

2024年09月18日 17時13分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年8月23日に、南三陸大粒ぶどう協議会主催のしおかぜ葡萄目揃え会が開催されました。「しおかぜ葡萄」は、南三陸町の生産者で構成される南三陸大粒ぶどう協議会が決定したぶどうの愛称です。協議会で定めている栽培要領や出荷基準に基づいて生産・出荷する「しおかぜ葡萄」は今年初めて販売されます。

 今回の目揃え会では、「しおかぜ葡萄」の販売開始前に果実品質等の出荷基準や販売価格を統一したものとするため 、会員で目合わせを行いました。当日はシャインマスカット、ナガノパープル、安芸クイーンなど約10品種が持ち込まれ、房の重さ、形、果粒の揃い、果皮色、糖度、食味などを確認し、「しおかぜ葡萄」として出荷できる基準を参加者間で確認しました。普及センターからはカラーチャートを使用した収穫適期の判断や収穫時のポイント等について説明を行いました。

 「しおかぜ葡萄」は今後順次収穫され、町内外の農産物直売所などで販売される予定です。まだ生産量が少なく、流通量は限られますが、見かけた際には是非御賞味ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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