さそり座の方向6000光年彼方にある散光星雲“IC 4628”は、
通称“えび星雲”とも呼ばれ、およそ250光年にわたってガスやチリが充満しています。
この新しい星が次々に生まれる領域は、空の中では満月の4倍もの広がりがあるのですが、
ひじょうに淡く、人の目で見える光はほとんど発していないので目立たない存在なんですねー
画像はこの目立たない領域を、南米チリにあるVLTサーベイ望遠鏡で鮮明にとらえたもので、
ガス雲の中には、無数の生まれたての星々が見えています。
これらの若く明るい星々は、見た目には青白く輝くのですが、
同時に強い紫外線も放射していて、
周りのガス雲の水素ガスを電離して赤く輝かせることになります。
こうした場所は“電離水素領域”と呼ばれ、この赤い色が「星のゆりかご」の目印になるんですねー
それに対して、星雲内部のところどころに見える暗い空洞のような箇所は、
高温の星の恒星風で星間物質が吹き飛ばされたあとだそうですよ。
通称“えび星雲”とも呼ばれ、およそ250光年にわたってガスやチリが充満しています。
この新しい星が次々に生まれる領域は、空の中では満月の4倍もの広がりがあるのですが、
ひじょうに淡く、人の目で見える光はほとんど発していないので目立たない存在なんですねー
画像はこの目立たない領域を、南米チリにあるVLTサーベイ望遠鏡で鮮明にとらえたもので、
ガス雲の中には、無数の生まれたての星々が見えています。
これらの若く明るい星々は、見た目には青白く輝くのですが、
同時に強い紫外線も放射していて、
周りのガス雲の水素ガスを電離して赤く輝かせることになります。
こうした場所は“電離水素領域”と呼ばれ、この赤い色が「星のゆりかご」の目印になるんですねー
それに対して、星雲内部のところどころに見える暗い空洞のような箇所は、
高温の星の恒星風で星間物質が吹き飛ばされたあとだそうですよ。