早朝、まず昨日直してもらったSTIの調子を確かめておく。
同じSoraだとは言え、年式が違うので、左右の、色、形、形式が違うのはまだしも、
変速レバーの操作方法が違うので、最初は戸惑う。

ジェノバの町は山が海にせまり、その上世界遺産などの建造物もたくさんあり、道路は
迷路のようだ。そこに通勤の車が重なり、道路はカオス状態。このような中を走るのは、
かなり困難である。
ところが、今日は強力な助っ人が来てくれた。ホテルでアルバイトをしている、弁護士の卵、
ファビオである。

さらに、友人のサイクリストが見送りに来てくれた。昨日ホテルにきた、リカベント乗り
の方だ。

ファビオさんを先導者として、渋滞の町の中を抜ける。

走り方で大きく異なるのは、右側通行は当然として、
①バスレーンは入らないこと。(つまり、多くの場合歩道側に1レーン空く)
②渋滞中の車を抜くのは、歩道側からではなく、中央側から抜くこと!
(巻き込まれを防ぐには確かに良い方法、そして追い越しはあくまで中央側からと
いうのは、車なら当たりまえなのだが、これがやりなれていないので勇気が要る)
③そして、ロータリーへの入り方。
一時間も交通量が非常に多く、どう走ってよいかわからない道をはしり終えると、リビエラ
海岸の素敵な道が待っていた。

郊外に出ると、主な交通路である山の中を走るハイウェイに車は誘導され、海岸沿いの道
の交通量も落ちて、走りやすくなる。

そして、グーグルマップでは、海岸沿いに道がありそうで、でもよく分からなかった所も、
地元サイクリストの案内なら、明快。廃線跡のサイクリングロードを抜け、
快適な登り坂を走り、そして、海を見ながら長い下りへ。

と走ったのは40kmと短かったが、事故もなく走れた一日となった。
楽しい、サイクリングが始まった。
走行ポイントの解るマップと写真はここをクリック
