自作核シェルターに保管するラジオとして、比較的新しいデジタル選局のSonyの小さなラジオと50年前の東芝のFM7を保管しておくことにした。Sonyのラジオは小さくて感度もそれなりなのだが、LSI仕立ての最新のものなので、EMP攻撃での動作不良とか、長期保管時の性能保持に心配がある。そこで、50年前の個別半導体とバリコンでできていて、しかもまだよく聞こえている東芝のFM7を準備した。これなら、多少のEMPがあっても壊れないだろう。
一方、携帯が登場する20年ほど前に買って、連れ合いとの連絡や、海外サイクリング時の連絡に便利に使っていた430MHz帯、230mWの無線機も保管しておくことにした。出力が230mWと小さいアマチュア無線用のトランシーバーなので、レピーターを使わないとせいぜい数kmしか飛ばないが、受信は可能だし、もしも携帯電話網がダウンした時の連絡用としては重宝するはず。
乾電池は長期保管できないので、一本100円なれど、日本製(多分FDK製)のイケアのNi-MH蓄電池を保管した。
プラバックに入れ、防湿剤を入れて、それをEMP対策のブリキ缶に入れて、万一の時もきちんと動作するよう保管した。