南風は強いものの、一日雨無しの予報。便乗車載で松本を出発し、保福寺峠へ。
新設の老人対応ギア27Tのおかげで、休みなしで、刈谷原トンネルまで標高差200mを足つきなしで登ってこられた。明らかに以前よりは楽に登れる。
四賀でコンビニ補給した後、保福寺の谷を登る。あの低い辺りが今日の目的地保、福寺峠か?
川沿いに緩やかに登っていると思ったら、脇に涼し気な滝。と言う事はこれから斜度が増すと言う事。
ほどなく、この辺りの地名の元、保福寺の仁王門へ。
これより保福寺峠。ナニナニ、来週から1年間全面通行止め? 今日は通れるのか??
とにかく登りましょう。所がすれ違う車、追い越していく車が全然居ない。スマホの電波も切れたし、まずいかな?との疑念が湧くのを抑え、淡々とのぼれば、一遍水に到着。
かって峠の茶屋?があった所で、前面に安曇野、北アルプスが見えるはずだが雲の中。軽く補給して、厳しい坂をとにかく登りましょう。
さらに登ると、重機の音が聞こえてくる。良かった、少なくとも人が居そうだ。で、崩落個所の工事現場。斜面の崩落はすごいが、全面通行止めほどの工事ではなさそう。
もう一ヶ所の崩落現場。木が倒れ、視界が開けてきたのに、北アルプスは雲の中だね。
で着きました、保福寺峠。万葉集のあずま歌、「信濃路は今の墾道 刈株に足踏ましなむ 沓はけ我が背」の碑。1300年前、東北へ繋がる幹線道路として切り開かれた東山道、保福寺峠は数百年の間多くの人々が行きかった幹線道路なのに、今は通る人も一日数えるほど?多分今日は10人程度か?
でも鉄道が敷かれたり、道路が整う前は、ここが幹線道路。現にウェストンも上田から保福寺峠を越え、ここから初めて北アルプスの白き峰々を遠望したのだ。
そう、あの辺りに、白く輝く、槍ヶ岳、穂高岳が見えるはずなのだが、、、、、雲の中だよ。
今日は僅かに、常念岳が見えるだけ。これはまた雲の無い日に来るしかないですね。
お腹も空いてきたので、下りましょう。上田に下ればまた新しい景色が広がるのだろうが、今日はおとなしく四賀側に引き返し。
北アルプスが見えれば、絶景を正面に楽しいダウンヒルなのだが、、、、
ライダーやサイクリストが立ち寄るので有名な、「ペレファ・カフェ」でカレーとコーヒーで腹ごしらえ。
つい2,3日前も「市民タイムス」のコラムを書いていた三好礼子とツーショットを撮らせていただき、記事にも書かれていた、コロナに罹らない「無患子」(むくろじ)のお守りを頂いて、明科に向かう。
向かい風がきつく、19号では思うようにスピードが出ない。それなのに、山の雲は切れてくれない。
向かい風の中、松本まで何とか帰ってきた。四柱神社でCayoチャン共々、茅の輪くぐりをして、今日のサイクリングは終わり。
走ったのは66km、こんなコース。地図のダブルクリックで詳細地図へ。