1/14㈰、12年に一回、辰の年に、全国唯一「辰」の名前が付く、辰野町ので~ぇもんじ=大文字=飾り御柱を見る松ポタ行事「辰の町、天に上る竜を見ながら、で~ぇもんじ」を企画した。小正月の4日間、その内日曜日は1/14のみと言う事で、晴れることを祈願していたのだが、前日に無情の降雪。DNSを伝えるメールが入る中、自転車を取り出してタイヤをパナのセミスリックComfyから同じくパナのグラベルキングに履き替える。しかし作業小屋の気温は室内でも数度と低く、タイヤがなかなか嵌まらない!

朝、雪は止み、空は晴れているが、中止の判断も頭をよぎる中、出発地点で皆さんと相談して決めようと、出かける。屋根や庭にはまだ雪が残るが、50km先の鹿島槍ヶ岳まで綺麗に見える晴れ。

畑の向こうには穂高連峰もほとんど白一色。

塩尻駅前に集まったのは松ポタの会員6名、そしてSRKのNさんもグラベルロードで参加。

駅前での協議は車で行っちゃおうかとの提案はあっけなく拒否され、全員走ろうとなった。何しろ参加者の過半はスパイク付のこんなタイヤを履いてきているのだから。

車が多く通り、日の当たる道は脇に薄く積雪しているだけなので、何ということは無いのだが、

最大の難関、北側斜面で路肩に数日前からの雪が残る標高900mの善知鳥峠へ200m登る。

無事に誰もスリップすることなく、峠に到着。

峠からの下り、辰野町への下り。スピードを殺して、所々雪が残るトリッキーな道を羽場へ。

先日の偵察で、「もう倒されている!」と私が記事にした羽場の上の辻に立つと、サプライズ!
なんと大文字が建っていではないか。

それではと下の辻にも行って見ると、有りました、建ってました!

道祖神の脇にあるとは言え、何か竹一本もので、七夕に似ているなぁ。あっ、でも真ん中に達磨が括り付けられているし、色紙の御幣もある。

では、本命の北大出に向かいましょう。最初の大文字は鞍掛。あれ、無いよ!ないよ!皆様をご案内しながら、不安な心を押さえる。

と、実行か中止かで揺れた、で~ぇもんじのポタ。本命の北大出の大文字の姿は、また明日の記事で。