逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



10/6㈮積雪通行止めで紅葉を見られなかった乗鞍エコーラインを諦め、Non pasa Norikura, Vamos Kamikouchi と上高地に転進した。駐車した先は以前「一般的なロードバイクで行く上高地 」で紹介した中の湯への急坂の途中。急坂を下り釜トンネルへ。監視員さんに今年2回目と告げトンネル内に。もう短距離しか走らないのでアシストを3/4にして、ラクチンモードで2つのトンネルをクリアーして、霞沢発電所の取水口上へ。少し紅葉の始まった山の向こうに岳沢下部が見えるが、穂高は雲の中。


大正池に降りると、少し雲が切れて、昨日の雪で白く染まった岳沢が見える。何とか雲が上がってくれると良いのだが。


後を振り返れば、普段は白い蒸気を上げている焼岳が雪に覆われている。


途中で雲が切れ、頭上の霞沢岳に日が当たり、白く輝いている。雲よ切れろ!



上高地バスターミナルの駐輪場には三連休を控え、キャンプに来たと思われる数台の自転車が駐輪中。


河童橋の見えるベンチで持ってきたカレーパンとホットレモンで一息。


雲が切れるのを期待して待つが、残念ながら状況は悪い方向へ。先ほどまでは見えていた焼岳も雲に隠れ始める。


ビジターセンターで暖を取りながらウエブカメラの実況を見ると、槍ヶ岳、穂高岳稜線の小屋は白一色、涸沢もこの時期紅葉を目指して登ったはずのテント村を含めて、白い物が大勢を占めている。今年は涸沢の一面の紅葉は見られずに、即落葉かもしれない。


所が、松本側から光が当たり蝶ヶ岳ヒュッテからは山頂以外の冠雪した穂高連峰や涸沢、槍沢が見えているようだ。


ほんの僅か谷筋が違うだけで天気が変わる山の天気、ここは諦めて下ることにした。スタート間もなく、雪の溶けた冷たい雨が降り始める。上高地にサヨナラする霞沢発電所取水口まで来ると、穂高はもう完全に隠れてしまった。


泥除け付きのグレートジャーニー改なので、水しぶきを浴びることは無いのだが、スピードを殺して、駐車場所へ戻る頃には、紅葉を見に安房峠へと再度登る意欲は吹き飛んでいた。
と、走った距離はたったの15km。今までの最短のサイクリング記録かもしれない。




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