富士見台では、富士山もニッコウキスゲもダメだったので、若干気落ちしたが、次の目的地、車山肩下のコロボックルを目指す。
平日と言うのに車山肩下の駐車場はほぼ満杯。しかも県外ナンバーが大半だ。駐車場を一周して、ようやく空きスペースに駐車。
おっ、見上げた斜面に黄色や白の高山植物、そしてその向こうに車山のレーダードームと蓼科山。
電気柵の中に、ニッコウキスゲが咲いている。
はやる心を抑えて、ゆっくり登り、あの黄色一面の地点を目指しましょう。
一夜で萎んでしまうニッコウキスゲ、でも沢山の株があれば、辺り一面黄色の絨毯になる。道端の岩に座り、草原とビーナスラインの向こうの山を眺めながら、至福のティータイム。
まだ天気も持ちそうなので、霧の辻を越えて、八島湿原へ。
こちらは、ニッコウキスゲばかりでなく、色々な高山植物の開花の真っ盛り。
蜂さん達も、蜜を吸うのに大忙し。
折角連れ合いを引っ張り出して、霧ケ峰に来たのに富士見台ではニッコウキスゲ全滅でどうなることかと思われたが、後半戦で色々な花々の最盛期を眺められ、満足の一日であった。