連日夏日が続くし、連休に入れば、県外からの人出も多かろうと、その前に霧ケ峰方面へニッコウキスゲの見物ドライブに出かける。
茅野からビーナスラインを遡り、白樺湖のローソン屋上で一休み。空は青く、目前の白樺湖、広いデッキ、、、、

白樺湖から堤防で切り離された、小さな湖の半分近くが水草で覆われ、黄色の綺麗な花が咲いている。

日差しは強いが、芝生の上で、湖を渡って来た風を浴びる。でも今日の目的地はもっと標高が上なので、腰を上げて、車山スキー場を経由して、富士見台の駐車場へ。残念ながら、霞んでいて富士山は見えない。南アルプスも霞勝ち。
でも、今日の目的は、ニッコウキスゲ。ザックを背負って、道路脇を登る。

何で?ニッコウキスゲ、ほとんど咲いていないジャン。8年前、シマダ組で小淵沢から自転車で登って来た時には、こんなに咲いていたのに。

おかしいなぁ、全然咲いていないよ。開花時期を間違えたか?

ニッコウキスゲの株をよく観察すると、花芽がほとんど齧られて、無くなっている。

この群生地は電気柵で囲われて、保護されているはずだが、憎くっき鹿さんが、電気柵の防護をかい潜り、花の咲く前に蕾を全部食べてしまったようだ。
皆さん、「可哀そうだ」などと言わず、ジビエの鹿ステーキを大町のカイザーさんでどんどん食べて鹿口をへらしましょう。

ニッコウキスゲ他の高山植物見学はその2に続く。