逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



ウエルバからの道は、海岸沿いのリゾートを辿ると、良い道がありそうだったのだが、事前の調査では、途中の川で遮られ、大きく山側に迂回しないと走れそうもなく、どうしようか考慮中であった。スペインのスタッフが、たぶんフェリーで対岸に渡れるだろうから、自然公園の中を走るサイクリングロードがお薦めと、ルートを作ってくれた。

今日も晴天、ここ1週間良い天気に恵まれている。あの橋で対岸に渡るのだ。



橋を渡り、対岸の町アルバラケへ。




汽水域に塩田と潟が並び、その間をCRが走り抜けている。このCRはCamino VerdeともVia Verdeとも呼ばれているようで、スペイン語では情報が出ているのだが、英語での情報提供が少ないので、要注意。さらにグーグルマップには出ていなかったので、見落としていたがOSMには載っている。やるねOpen Street Map。


少し、丘の上に上がれば野草が満開。


地元の方はロードとMTBが半分位づつ、高速道路と併設されたためか?舗装も良いので、気持ち良く走れる。


やがて、Via VerdeはPunta Umbriaの方にまがるのだが、我々はA-497沿いをはなれ、右折して町中へと続く道をたどる。表示が分かりにくいがきちんとCRがある。


まだ、シーズン初めで、観光客の居ないリゾートのポルティエルの町。


一旦小高い丘の上に上ると。次の町と、長い砂洲が見えてくる。



CRはここで終わり、一般道A-5052の坂を次の保養地に向けてダウンヒル。



エル・ロンピドの町に着き、海岸沿いの道はここで遮られる。



フェリーの時間まで、生ハムのサンドイッチ、超甘スイカ、一夜漬けでランチ。


海の矢(Flecha Mar)フェリーで対岸へ。


自転車ごと乗船。サポートカーは大回りで陸上を。


長洲に囲まれた湾内は穏やかで、結構な距離を走った後、対岸のエル・テロンへ。

 

 Via Verdeが緑から赤になったが、内海と道路の間をCRが続く。

 

橋を渡り、

 
南仏でも見た、内海特有の金色の藻の海を過ぎると、

 
国境のアヤモンテに続く道はダートになり、スペイン国内での走行はここで終え、後は車でポルトガルのベージャに向かうこととした。

と、走ったのはこんなコース。自然と都会(保養地)が入り混じった楽しいコースである。



国境を越え、3時間ほど車で走り、ベージャ到着。時差が1時間あるので、今日は夕方が長い。

 

 さっそく町の散歩。この町もローマ時代からの城塞都市で、ローマの遺跡の上に中世の教会や砦がある。

 

お城から見た、ポルトガル、アレンテージョの大平原。明日はあの辺りを走るはずだ。

 
宿の近くにサンフランシスコ修道院を改装したポサダがあるので、覗いてみた。田舎のここまでは日本人はおろか、欧州人もあまり来ないのか、ロビーは閑散としていた。

 
その内泊まりたいポサダを後に、宿のホテルベジェンセに戻れば、受付の女性が温かく迎えてくれた。エレベーターも無い、古い、小さな宿であったが、部屋毎に、意匠をこらして綺麗に改装されていて、居心地は良かった。

 



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