40年前の震災でできた自然湖を後に、王滝川をさらに遡る。先ほどの自然湖とは違い、人が作ったダム、王滝川ダムの入口。
そして、角を曲がればその貯水池と滝越の村が見えてくる。
この辺りの紅葉は少し最盛期を過ぎた感じだ。
かって林業が盛んだった頃には住人も多かったのだろうけれど、人通りのほとんどない、標高1050mの村。
今日の最終目的地、滝越発電所からの放流水で流量豊かな大滝川。
近くの公園には、40年ほど前の現役時代、回転数が高いので、許容値が小さく、徹夜をしてバランス調整した滝越発電所のランナーが放置されていた。こんな小さなランナー1つで1万4千KWを出せることを書いておいてほしかった。
さて、滝越発電所へ。まずは左岸の大きな道路に沿って行く。導水鉄管と発電所が見える。
続いて、右岸から遡る。
今日の見学目的地はすべて完了したので、紅葉を楽しみながら、長い下り道へ。
長野県西部地震で犠牲になった人達の慰霊碑。
所々で光り輝いている紅葉、黄葉。
大滝川が時々の土砂崩れで自然湖を作ってしまうのが解かるような、道路脇の滝。
大滝村役場へ登る九十九折れの道。
急傾斜を登れば、山脈の向こうに木曽駒ケ岳が遠望できる。
再び御岳湖沿いに降りて、紅葉のトンネル。
御岳湖とモミジ。日の光が斜めになり、一層輝いている。
御岳湖からズーンと下り、大島橋まで来れば、デポ地も近い。
一日中穏やかに晴れ、大滝村の輝く紅葉を楽しめた一日、走ったのはこんなコース、61km、獲得標高690m、残電池レベル3/6、残電圧36.2V。