逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



美ヶ原に行こうかとも思ったのだが、完全には雲が切れそうにない。池田町の七色カエデも良い時期だと聞いたので、池田町まで車載でお出かけ。
池田の東山山麓線に登ると、残念ながら安曇野の向こうの北アルプスはまだほとんど雲の中。


見上げると、さらに丘の上に、ぽつんと黄色い大銀杏がみえる。せっかくだから登って行きましょう。長福寺の大銀杏、今が黄葉の最盛期。


では、山の中に入っていきましょう。林道花岡山線は殆ど車が通ったあとの無い道。杉林の中は湿って暗い。



大分登ったら、林間から鹿島槍ヶ岳がチラッと見える。


標高が900mを越えた辺りから、明るくなり、道の両側が紅葉に包まれる。


角を曲がったら、着きました、今日のメインメニュー。大峰高原の七色カエデ(大)。


引揚者?が開墾した牧場に切り倒され残ったカエデがまだ緑の牧草地の中に点在している。


信号機の3色、赤、青、黄色、それ以外に後4色あるかどうかは知らないが、7色あると言われれば、そのような気もする。


JDLのすごく大きな研修所。大都会からこんな山の中に研修になんて来るのかしら?


もう少し走って、中カエデへ。でもこちらはまだ紅葉が始まったばかり。


見る人も居ないが、脇のオーク?と白樺が綺麗だ。


ビューンと下って、相川峠のトンネルに寄って行きましょう。あちゃ~ぁ。期待した爺ヶ岳、鹿島槍は雲の中だよ。


仕方がない、少し戻って、唐花見湿原に向かいます。
湿原の中に広い木道が整備されている。誰も歩いていないのを良いことに、乗車。でも落ちたら一巻の終わり。


葦、菅の向こうの赤いのは、落葉し赤い実のみが残ったウメモドキの木。



標高1000mの湿原、花の頃にまた来てみると良いかもしれない。

さらに光り輝く紅葉の道を喘ぎながら登れば、



絶景のご褒美。


初冠雪は溶けてしまったが、鹿島槍ヶ岳も見えてきた。


雲の間に覗いているのは、スキー場の向こうだから、五竜岳か?


さらに鷹狩山の展望台に登れば、大町の市街の向こうに広がる北アルプスが広がる。


半月前に登った鹿島槍スキー場/小熊山のパラグライダー発進場所も鹿島槍の右下に見える。


さて、雪は無いとはいえ、鹿島槍も見られたので大町に下りましょう。
下り道の途中には大町山岳博物館があり、今春から雷鳥の繁殖に取り組んでいるので寄って行きましょう。
あ、羽根が抜け替わって、白になりつつある。もうすぐ冬だ。


後は淡々と大町ー明科線を走って、車のデポ地へ。
と言う訳で、走った距離はたったの40kmと短かったが、訪問場所盛りだくさんの一日で、大満足だった。




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