一昨日なんちゃって美ヶ原ヒルクライムをやったばかりだが、晴れるのは6/29のみとの予報で出かけることに。SNSや新聞に[しんわの丘ローズガーデン」のことが載っていたので、初めての高遠へ。
善知鳥峠の登りも27Tギアのおかげで楽に登れた。表日本へ突入。
下り道、追風基調、信号に引っかからずの30km/h巡行で、辰野のオーリアッド前へ。
ここからはのんびりと、天竜川を渡る風を感じながら、1時間かけて左岸堤防道路を下る。楽チンライドも古びたコンクリート橋のここで終わり。
左折して河岸段丘を50m登る。段丘の上は農業地帯。本当は遠くに塩見岳がみえるはずだったのだが、、、、
登った道は以前来たことのある道だった。ここまで来たら寄って行きましょう、井上井月のお墓。
段丘上を山に向かう坂道を登り、山に分け入る寸前、高遠の町に到着。ここまで50km、3時間弱。意外と近いジャン高遠。コンパクトな町だが、城下町の面影を残すメインストリートは素敵な雰囲気。
さて目的地のしんわの丘は? 三峰川を渡って、杖突峠へと連なる道の方角を眺めれば、森が開け、バラ色に染まった地点がある。丘と名の付くごとく、かなり上の方だニャー。
ゲゲ、ひょっとしてこのループ橋を登らされるのか?
高遠の町から70m登って、着きました、高遠町、伊那市そして中央アルプスを望む「しんわの丘ローズガーデン」
暑さにたまらず、見学前にローズソフトとチーズパンで休憩。
このローズガーデン、伸和コントロールズという電動弁メーカーが寄付し、今も運営補助している庭園。
今年はコロナの影響でバラ祭りが中止になり、人出が少ないので、穴場でした。誰も居ない、伊那谷を望む芝生庭園で。
振り返れば、斜面を埋め尽くすバラ、薔薇、バラ。
我家にもほしい、バラのトンネル。
ただ、時期的には2,3週間遅かったみたい。目玉の一つ、アンネ・フランクのバラももう終わりに近い。
最後に上段の庭園で記念撮影して、昼ご飯に下りましょう。
今日のランチは「高遠蕎麦」大根のおろし汁に焼き味噌を溶かしていただく蕎麦。
大根の辛味と味噌の塩味がミックスして、意外といける味。
せっかく高遠まで来たのだから、桜の名所、高遠城址も寄って行きましょう。もう一度50mを登り直して、藩校の進徳館で涼むも、前の雑草にピントが、、、、
空堀と門で守られ、橋で城内へと続く道の周りはみな桜。
古桜を再生する為、若木を老木の周りに半寄生させ、老木が朽ちる前に次の桜を立ち上げるんだとか。
城址に僅かに残る、建物、太鼓やぐら。
城址公園から三峰川に降りれば高遠湖。ダムには200kwの小さな水車が取り付いていた。
この後、高校の同級生の医院に突撃訪問した後、帰途につく。伊那谷の風景を横目に、天竜川左岸の段丘上の田園地帯を上り下りし続く道を楽しむ。
再び天竜川堤防に戻り、一休み。
後は辰野町でアイス休憩をして、一路帰宅へ。
心理的障壁だった善知鳥峠が27Tギアで軽く超えられ、遠い、遠いと思っていた高遠が意外と近かったことを再認識させられた往復丁度100kmの旅。コース詳細は下図をダブルクリックで。