先日娘夫婦のマンション用を作ったが、この時期恒例の正月飾りの製作の続きで、本日は自宅用のものを作る。
まづ玄関用の牛蒡じめを5本作る。伝統的な足で固定する方法でなく、ワークベンチに藁30本を固定して縄を綯う。(牛蒡じめの作り方)
30本ほどの藁を三等分し、それぞれを右回りに捩っていく。
最初の2本を左回りに寄り合わせ、縒りがほどけないように大ピンチで固定して、残った1/3も右回りに捩っていく。
2/3と1/3を左回りに攀じ合わせれば、牛蒡じめの完成だ。続いて同じ要領だが、ずっと太い神棚用のしめ縄を編む。こちらは力が要るのと、捩りがほどけてしまうので、何回もやり直して、少し歪だが何とか完成。五本の牛蒡じめとしめ縄大小2本。
門松に添える、お猪口とかおやすと呼ばれている藁細工の製作。十文字に置いた藁を、
左上の藁を右下45度へ、右横の藁を真下へという織り作業を20本ほど続け、
両端の3本の藁を三つ編みにして、
束ねて、お猪口の完成。(お猪口の作り方)
半日掛かりで作ったが、捩り作業のおかげで、指の指紋が半分消えてしまった。
後は、白紙を切ってご幣を作り、庭の松を切って、飾り付けはまた来週。