逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



親戚から、通販で半年前に買った某C国製のインパクトレンチ、速度調整ができなくなったので、分解したら、組立て不可能になってしまったので、何とかならないかとの相談。送られてきた写真だと、分解時、この部分の部品が飛び出してきたとのこと。



一年以内なら通販先で交換してくれるのでは?と申し上げたら、保証書や購入記録が分からないとのこと。直るか??なのだが、宅急便で送ってもらうことに。

某C国製、安かろうXXかろうの製品だと思って、到着した品物を見ると、確かにC国製なるもB&Dのインパクトレンチではないか!B&Dならそれなりの品物のはずなので、直るかな??と、とにかく組立にトライ。この小物の黒色部品がどう入っていたかを推定し、下半ケーシングに上半ケーシングを嵌め込もうとするも、全然組立たらない。構造を詳細に観察すると、どうやった所で、組立不可能と思われる。よほど特殊な圧迫治具でもない限り、組立つはずがない構造である。品物には分解時に付けたと思われる、ドライバーでのコジリ傷があるので、分解はできた、でも組立つ構造ではない。
EAI800やもう一つのEIH183という型番からB&Dのサイトを検索するも、ユーザー登録しないと、取説などはダウンロードできない。

まいったぁ~  と思って何気にサイトを彷徨っていたら、本品はインパクトレンチではなく、マルチツールであることが判明。つまり、一体だと思っていた銀色のヘッド部分は取り外し可能なのだ!組立に干渉していたのはヘッド部分。



使用目的が分からなかった黒色の小部品は、マルチツールを取り換えた時のトリガーの動作をコントロールするカムのようだ。



で、銀色部分を取り外して、部品を組み立てると、数回のトライアル後、無事組立完了。
モーターを回してみると確かに起動がおかしい。トリガーをゆっくり引いても、かなり引いた所で全速回転してしまい、低速回転ができない。
こんな時は接点復活剤をトライアル。極わずかをブラシと整流子に塗り、トリガーのスイッチには沢山の接点復活剤をスプレー。



最終的に組立し、動作確認。最初は低速回転が不安定で有ったが、何回か慣らし運転をしたら、安定して低速回転ができるようになった。

我家にあるブラックアンドデッカーと言えば、半額セールで売っていた、非B&D色、水色の小型ドライバーのみ。こんな高い工具はなかなか買えないのだが、ひとまず組立ち、動作するようになって良かった。



でも、本当に直ったかは?? 症状再発の可能性もあるし、多分製造日である2019-03-9なる刻印もあるのでB&Dに文句を言って、取り換えてもらうのがベストとは思う。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
スッゴ〜イ! (saayananoda)
2019-12-12 16:46:42
私もB&Dのマルチツールを持っていますが、ドリルのアタッチメントが本体に噛んでしまい抜けないままになっています。
写真のように分解できないか、機械屋の畑仲間に頼んでみます。
 
 
 
器用貧乏 (momoger)
2019-12-17 12:14:04
万能ツール=無能ツールですね。器用なんだけど、まともに仕事が出来ない。なんか自分の事みたい。工具は単機能に限ります。
 
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