4/20峰街道サイクリングも後半に差し掛かった。とは言え、後立山の眺望の一人占めと人混みの中の立屋番所のお花見の2つの目標は達成したので、後は消化試合、とにかく峰街道を走りぬこうと走り出した。
山桜もほぼ満開で峰街道を飾っている。
稜線からは、両側の山肌に張り付いた集落がみえる。東側は犀川、国道10号線の側の信州新町の山肌に点在する人家群。
西側は土尻川沿いの小川村、中条の集落。
これらの集落間を繋ぐ山道が峰街道と交差し、しかも傾斜を緩くするため直角ではなく、稜線とわずか斜めに交差しているので、GPSがあっても道に迷ってしまう。峰街道の会の地図と分岐点の近くに設置されたこの道標が無ければ、絶対に正しい道は走れないと思う。
遠ざかっていく後立山連峰も、鹿島槍が見えなくなり、白馬三山が主役となる。
百瀬峰公園到着、井上井月の句碑、「菜の花に遠く見ゆるや山の雪」丁度今頃の俳句だ。
犀川が遠く見えれば、峰街道もそろそろ終点のはず。
が、無駄に上り下りを繰り返し、なかなか終点の大安寺に出ない。この辺りでもう良いでしょう。
来る時は展望の良い峰街道を下り基調で走って来たのだが、帰りは土尻川に沿って、県道31号を登って行かねばならない。
幸い電池は2/3残っているので、e-Bikeの特権で、アシストを2/4レベルにして緩い坂道を登っていく。
ようやく、励みになる鋭い山々が見えてきた。
お、小川村の施設、移築された旧知事公舎。
大安寺付近ではもう散っていた桜も、標高の高いこの辺りに来ればまだ咲き残っている。
小川村の御柱、山里だけあって随分太い。GWに立てるようだ。
小腹が空いたのでぽかぽかランド美麻でラーメンでもと思ったが、残念ながら2時~5時は休業。さっさとグレートジャーニー改を母艦に載せて、途中、新行で撮影休憩して、帰宅したのであった。
天気に恵まれ、北アルプスの眺望と満開の桜を楽しめた一日。
4/20に走った、知られざる「峰街道」断然お薦めです。
走ったのはこんなコース。残電池レベル2/6,残電圧35.7V、走行50km、獲得標高1400m。